
「よだれ鶏」という、ちょっと不思議な名前の中華料理。
考えてみると、ずいぶん正直な名前です。料理の見た目でも、食材でもなく、食べたくなった人の反応が名前になっているのですから。
そんな一皿が、2026年10月24日(土)放送のフジテレビ『有吉くんの正直さんぽ』に登場しました。
舞台は西武池袋線・桜台駅近くの「中華旬菜ハオスイ」。番組では「よだれ鶏定食」などが紹介されています。[1]
実は、この店の名前にも、あの「よだれ」が隠れています。
さらに調べてみると、よだれ鶏は食べ終わっても、まだ楽しみが残っているらしいのです。
いったい、どういうことでしょう。
なぜ「よだれ鶏」?料理名に隠れた、食欲の話

まず気になるのは、料理そのものの名前です。
「よだれ鶏」は、中国語では「口水鶏」と書きます。「口水」は、よだれや唾液を表す言葉です。
料理名には、思い浮かべただけでよだれが出るほどおいしい、という意味が込められていると説明されています。[2]
つまり、食べる前からおいしそうでたまらない。
料理名なのに、すでに食べる人の気持ちまで先回りしています。
よだれ鶏は一般に、しっとり仕上げた鶏肉に、ラー油や香辛料などを使った風味豊かなタレを合わせる中華料理です。
ハオスイの一皿についても、地域の実食記事では、胡麻のコクを感じるタレや、辛さと酸味の組み合わせが紹介されています。[3]
鶏肉がおいしいのはもちろんですが、ここで注目したいのが、鶏肉の周りに残るタレ。
実は、このタレにこそ、もう一つの楽しみがありました。
鶏肉を食べ終えたのに、まだ続きがある?

よだれ鶏を注文して、鶏肉を食べ終わる。
普通なら、ここでお皿を下げてもらいます。
ところが、中華旬菜ハオスイのメニューを調べると、思わず目が止まる項目がありました。
そういう仕組みだったのか。
鶏肉を食べ終えたら、残ったタレに別の食材を合わせる。ひと皿の料理が、途中から別の料理のように変化するわけです。
2026年8月24日更新の店舗掲載メニューでは、追加する細切り干し豆腐は300円、豆腐やもやしも各300円と案内されています。[4]
実際にお店を紹介した飲食レポートでも、温かい細切り干し豆腐をタレと和える楽しみ方が取り上げられています。[5]
タレを単なる付け合わせではなく、料理の大切な一部分として扱っていることが分かります。
なるほど。よだれ鶏という名前の料理を、一口で終わらせない工夫です。
とはいえ、テレビを見て気になった人が最初に頼むなら、何を選ぶのがよいのでしょうか。
番組で紹介された定食は?1,100円から楽しめる看板料理

2026年10月24日放送の『有吉くんの正直さんぽ』。
番組公式バックナンバーには、中華旬菜ハオスイで紹介された料理と価格が掲載されています。
番組で紹介されたメニュー
よだれ鶏・葱まみれ鶏 1,400円
ランチタイムのみ 350円
※価格は2026年10月24日放送のフジテレビ公式掲載情報。実際の提供価格・内容は変更される場合があります。[1]
注目したいのは、よだれ鶏だけを主役にした定食と、二つの料理を組み合わせた定食の両方があることです。
まず看板料理をしっかり味わいたいなら、よだれ鶏定食。
ほかの料理も気になるなら、二種盛りという選択肢があります。
さらに、麻婆豆腐を少し追加できるメニューも紹介されました。
中華料理は何人かで大皿を分けるイメージがありますが、ここでは一人でも複数の味を楽しめる工夫が見えてきます。
ちなみに、2026年9月の地域取材記事では、桜台店ならではの「羽付餃子定食」も紹介されています。
大きな円形の羽が広がる餃子に、小さなよだれ鶏が付くという組み合わせです。[3]
よだれ鶏は、単品の主役にも、定食の一品にもなる。
それだけ店の中心にある料理だということが、メニューの組み立てから伝わってきます。
では、そんな看板料理を掲げるこの店は、どうして桜台に誕生したのでしょう。
「ハオスイ」は桜台だけじゃない?練馬にある、もう一つの店

ここで、お店の名前に戻ってみます。
「中華旬菜ハオスイ」。
実は、桜台店より先に、練馬駅近くで「口水食堂(ハオスイショクドウ)」が営業しています。
桜台の中華旬菜ハオスイは、その姉妹店として2024年10月3日にオープンしました。[2]
同じ「ハオスイ」という名前を持ち、よだれ鶏を看板料理に掲げる二つのお店。
ここで一つ疑問が生まれます。
同じ料理を出すなら、どちらも同じスタイルにすればよさそうなものです。
ところが、実際には少し違いました。
練馬は食堂、桜台は中華ビストロ
2024年の開店時に取材した地域情報サイト「練馬・桜台情報局」によると、練馬の口水食堂は、夜でも定食を楽しめる中華食堂スタイル。
一方、桜台の中華旬菜ハオスイは、紹興酒などとともに料理を楽しめる、カジュアルな中華居酒屋として生まれました。[2]
桜台店が目指したのは、いわば「中華版ビストロ」。
ビストロは、気取らず料理や飲み物を楽しめる飲食店を指す言葉です。
なるほど。名前と看板料理を受け継ぎながら、お店の楽しみ方には違いを持たせているのです。
しかも、料理人も違う
開店時の地域取材では、二つのお店はオーナーが同じ一方、担当する料理人が異なり、共通メニューでも味わいに違いがあると紹介されています。
桜台店の料理長は、中華街などで修業した経験を持つ料理人です。[2]
同じ看板料理でも、すべてを同一にするわけではない。
一軒のコピーを増やしたというより、看板料理を中心に、それぞれの個性を出す姉妹店というわけです。
だからこそ、桜台店では「よだれ牛」のような独自メニューや、麺料理、季節の料理も楽しめると紹介されています。[2][4]
最初は「よだれ鶏のおいしい店」と思っていたのに、調べてみると、料理を通して二つの店の個性が見えてきました。
なぜ「中華旬菜」?定番以外にも楽しみがある
もう一つ、気になる言葉があります。
「中華旬菜」の「旬菜」です。
旬菜とは、その季節においしくなる食材や野菜を表す言葉。
ハオスイでは、よだれ鶏や餃子といった定番料理に加え、季節の食材を取り入れた「シェフのおすすめ」も案内されています。[4]
看板料理が決まっているからといって、いつ訪れてもそれだけを食べる店ではありません。
その日の料理を選び、気になる一品を追加する。
一人なら定食を中心に、家族や友人となら料理を分け合う。そんな使い分けができるのも特徴です。
食べログの店舗関係者掲載情報では、カウンター席やテーブル席、ソファ席があり、子ども向けメニューも案内されています。[6]
店名の由来になったよだれ鶏を入口に、ほかの中華料理へ興味が広がっていく。
「旬菜」という名前も、そんな食事の楽しみ方と重なります。
桜台駅から徒歩約3分。行く前に知っておきたいこと

中華旬菜ハオスイは、西武池袋線・桜台駅の北口から徒歩約3分。桜台通り沿いにあります。
2026年10月24日のテレビ放送後に訪れる場合も、営業時間やメニューの最新情報を確認しておくと安心です。
- 店名
- 中華旬菜ハオスイ
- 所在地
- 東京都練馬区桜台1-6-7
- 最寄駅
- 西武池袋線「桜台駅」北口から徒歩約3分
- 営業時間
-
ランチ 11:30〜14:30
(L.O. 14:00)
ディナー 17:00〜22:00
(L.O. 21:30) - 定休日
- なし(2026年10月24日の番組公式掲載情報)
- 電話
- 03-6826-9393
- 予約
- 予約可(店舗掲載情報による)
- 席
- カウンター・テーブル・ソファ席あり/28席の掲載情報
- 公式SNS
- Instagram(店舗公式)
- 店舗情報
- 食べログで店舗情報・メニューを確認
- 地図
- Googleマップで場所を確認
※営業時間・定休日は2026年10月24日放送のフジテレビ公式掲載内容と、店舗関係者が公開する食べログ情報を優先しました。過去の地域記事には水曜休業との記載もあるため、来店前には店舗の最新案内をご確認ください。[1][6]
番組で放送された料理を目当てにするなら、まずはよだれ鶏定食。二つの味を楽しみたいなら、二種盛り定食も候補です。
単品のよだれ鶏を注文する場合は、あの「タレに合わせて」の追加メニューもチェックしてみてください。
桜台の「ハオスイ」は、名前までおいしい店だった
最初に気になったのは、「よだれ鶏」という、少し変わった料理名でした。
その名前をたどると、中国語の「口水鶏」に行き着き、さらに桜台のお店「ハオスイ」の名前にもつながりました。
鶏肉を食べたあとには、残ったタレに別の食材を合わせる楽しみ方がある。
そして練馬の口水食堂と桜台の中華旬菜ハオスイは、同じ看板料理を持ちながら、少しずつ違う個性を育ててきた姉妹店でした。
テレビで紹介された一皿から、思いがけず店の成り立ちまで見えてきました。
次に桜台駅の近くで「中華旬菜ハオスイ」という看板を見つけたら、あの名前が少し違って見えるかもしれません。
よだれが出るほど食べたい料理を、店の名前にしてしまった。
しかも、食べ終わったあとまで楽しませてくれる。
なかなか食欲に正直なお店です。
桜台から、もうひと駅。次の寄り道を探そう
参考資料・出典
情報確認日:2026年10月29日。記事内の番組情報、価格、店舗情報は以下の資料を確認して構成しています。店舗への独自取材や実食に基づく記事ではありません。
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フジテレビ|ぶらぶらサタデー 2026年10月24日放送「有吉くんの正直さんぽ」
番組で紹介された店舗、住所、営業時間、料理名、価格、出演者を確認。
https://www.fujitv.co.jp/burabura/_basic/backnumber/index-746.html
確認日:2026年10月29日 -
練馬・桜台情報局|よだれうし@中華旬菜ハオスイ(桜台)
2024年10月3日掲載。開店当時の姉妹店の関係、店名の意味、両店のコンセプトの違いを確認。
https://s-nerima.jp/wp/184436
確認日:2026年10月29日 -
練馬ジモピー局|羽を割る瞬間がたまらない!口水食堂の姉妹店「中華旬菜ハオスイ」
2026年9月24日掲載。店舗の様子、羽付餃子定食、よだれ鶏のタレ、二種盛り定食を確認。
https://nerima-jmpy.com/haosui-sakuradai-chuka-202609/
確認日:2026年10月29日 -
食べログ|中華旬菜ハオスイ 料理メニュー
店舗関係者掲載情報。2026年8月24日更新のメニューから、よだれ鶏、タレ用の追加食材、その他の料理を確認。
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13301791/dtlmenu/
確認日:2026年10月29日 -
note|練馬区桜台で「シェフのおすすめ」を注文したら最高すぎた!
永昌源スタッフによる2026年1月29日掲載の飲食レポート。よだれ鶏の味付けや、細切り干し豆腐を使った食べ方を確認。
https://note.com/brave_hawk171/n/na795246fcf6b
確認日:2026年10月29日 -
食べログ|中華旬菜ハオスイ 店舗基本情報
店舗関係者が公開する営業時間、アクセス、席数、予約、公式Instagramなどの情報を確認。
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13301791/
確認日:2026年10月29日