
東京・練馬で、大根をどれだけ引き抜けるか競う大会があります。2026年は第20回の節目。12月6日(日)、高松みらいのはたけで開催されます。
力自慢だけでなく親子も参加できる、ちょっと珍しい冬の競技会。申し込みは先着順で、練馬区在住者が対象です。
練馬区が2026年10月22日に公開した募集情報を確認しました。申し込み開始は11月1日(日)正午です。
- 開催日
- 2026年12月6日(日)
- 時間
- 9:30〜12:00ごろ
- 会場
- 練馬区立高松みらいのはたけ
東京都練馬区高松2-23-17 - 参加費
- 個人1,000円/グループ1組1,000円
当日現金払い - 対象
- 練馬区在住者のみ。部門ごとに年齢条件あり
- 申込
- 11月1日(日)正午〜14日(土)
WEB限定・先着順 - 雨天
- 雨天決行。大根の生育状況などによる中止の可能性あり
点数ではなく、この場所の特徴を6方向の感覚で表しています。
行きやすさ
練馬春日町駅から徒歩約15分で西武線の練馬駅からはバスが利用できる
子連れ向き
子どもと保護者が参加するグループ部門が設けられている
参加しやすさ
区内在住者限定でWEBによる事前申込が必須
にぎわい
男女の個人選手権と親子向けグループ部門がある
地域らしさ
区とJA東京あおばが共催し収穫した大根を学校給食へ活用する
混雑しやすさ
前年はグループ部門の申込が短時間で定員に達した
大根を抜くだけなのに、なぜ競技になる?

この大会の面白さは、練馬大根が簡単には抜けないことです。
一般的な青首大根とは形が異なり、根が長く、中央付近が太くなるのが特徴。土の抵抗を受けやすく、まっすぐ引くだけではなかなか抜けません。
制限時間内に何本抜けるかを競います。力だけでなく、引き抜く動作の速さも勝負どころです。
抜いた大根の中で最も長い1本を競います。親子で大物を狙える部門です。
引き抜いた大根の本数を競う農作業が、まるでスポーツに。しかも、勝敗だけで終わらない理由があります。
大会で収穫した大根は、練馬区立小中学校の給食食材として活用されます。
畑での力試しが、地域の子どもたちの食事につながる。練馬らしい仕組みです。
参加料金は1,000円。3部門の違い

参加方法は個人選手権とグループ参加に分かれます。どちらも練馬区内に住んでいることが条件です。
| 部門 | 対象・定員 | 料金 |
|---|---|---|
| 選手権・男性 | 15歳以上の個人 中学生を除く 先着75人 |
1,000円/人 |
| 選手権・女性 | 15歳以上の個人 中学生を除く 先着75人 |
1,000円/人 |
| グループ参加 | 15歳以下(中学生まで)の子どもと保護者 1組最大5人・先着60組 |
1,000円/組 |
選手権は予選上位5人が決勝へ進みます。グループ参加は大人だけでは申し込めず、保護者の同伴が必要です。
また、競技場所が分かれているため、選手権とグループ参加の両方に申し込むことはできません。
交通費や大会後の食事代は別です。参加費は当日会場で、現金のみで支払います。
申し込みは11月1日正午から先着順

2026年の申し込み期間は、11月1日(日)12:00〜11月14日(土)。練馬区の案内から「とれたてねりま」の専用フォームへ進みます。
電話・郵送・FAX・窓口では受け付けていません。部門を間違えないように選びましょう。
東京都の農業情報サイト「TOKYO GROWN」の2025年大会レポートによると、グループ参加の部は受付開始からわずか2分40秒で定員に達しました。
2026年も同じ速さで満員になるとは限りませんが、参加したい人は受付開始に合わせて準備しておくと安心です。
2025年大会の取材レポートを読む申込先は部門別の3つ
男性の部|公式申込ページ 女性の部|公式申込ページ グループ参加の部|公式申込ページ受付開始前は申し込みできません。リンク先の募集状況を確認してください。定員到達後も、11月14日まではキャンセルが出れば再び申し込める場合があります。
申し込む前に確認したいこと
- 個人選手権は1申込につき1人だけ登録します。
- グループの部は参加する人全員の名前を入力します。
- 予約確定メールが届いた時点で申し込みが確定します。
- メールが届かない場合は迷惑メールも確認しましょう。
JA東京あおばの掲載文には受付開始年の表記に違いがあります。本記事では、練馬区が2026年10月22日に更新した募集情報を採用しています。
なぜ練馬の大根は抜きにくいの?
この競技が成り立つ背景には、江戸時代から続く練馬の農業があります。
練馬は、江戸の人々へ野菜を供給する産地でした。深い土が大根の栽培に向いており、練馬大根は地域を代表する農産物になりました。
長さと形に、抜きにくさの秘密
東京都の地域資源紹介によると、練馬大根は長さ1mほどに成長することもあります。首と先端が細く、中央が太い独特の形です。
土の中で太く育つため、収穫には力が必要。この特徴を競技に変えたのが、引っこ抜き大会です。
一度は衰退した練馬大根
かつて練馬大根は、たくあんなどの漬物用として広く作られていました。しかし都市化や農地の減少、食生活の変化などで生産が減りました。
現在の大会は、練馬大根を実際に知ってもらう機会にもなっています。大根を引くという素朴な体験が、街の農業の歴史へとつながります。
西武線・練馬駅からのアクセスは?
会場は西武線の駅前ではありません。練馬駅北口からバスを利用する方法が、区公式で案内されています。
- 西武線
- 練馬駅北口から西武バス「成増町行き」に乗車。「高松二丁目」下車、徒歩約5分
- 地下鉄
- 都営大江戸線「練馬春日町駅」から徒歩約15分
- 光が丘方面
- 「光が丘IMA」から南田中車庫行きの西武バスに乗車。「高松四丁目」下車、徒歩約8分
- 車
- 大会来場者用の駐車場はありません
バスの所要時間や運行本数は利用する便で変わります。朝9時30分の開始に間に合うよう、余裕を持った移動計画がおすすめです。
練馬春日町駅から歩く場合も、駅から畑まで約15分。小さな子ども連れなら、歩く時間と休憩を考えておきましょう。
大会の公式案内では駐車場なしとされています。施設には通常、障害者等用駐車スペースが1台ありますが、大会当日の利用条件は個別に確認してください。
服装と持ち物は?冬の畑を歩く準備

12月の屋外イベントです。動きやすく、汚れても困らない服装を基本に考えましょう。
- 動きやすい上着と、汚れてもよいズボン
- 土や雨で汚れることを考えた靴や長靴
- 汗や汚れを拭けるタオルと飲み物
- 参加費を支払うための現金
- 必要に応じて着替えや替えの靴下
過去大会では手袋の種類などに競技ルールが設けられていました。2026年の使用可能な手袋や貸出品は、参加案内で確認してください。
雨天決行ですが、生育状況などで中止・定員変更となる場合があります。雨天時の足元や当日の開催状況にも注意しましょう。
子どもと参加するときは
グループ部門は保護者の同伴が必須です。子どもの年齢や体力に合わせ、無理なく楽しむことを優先してください。
なお、畑の通路幅、ベビーカーの利用方法、更衣場所、トイレの大会当日の運用は、募集ページでは詳しく案内されていません。必要な人は事前に会場へ確認しましょう。
当日の回り方と現地予算

大会は午前中に終わる予定です。西武線を利用する人なら、練馬駅を起点にした半日のおでかけとして考えられます。
上記は移動を考えるためのモデルプランです。バス時刻や会場受付時刻を保証するものではありません。
| 参加例 | 参加費合計 |
|---|---|
| 大人1人・選手権 | 1,000円 |
| 大人2人・別々に選手権 | 2,000円 |
| 保護者1人+子ども1人・1グループ | 1,000円 |
| 保護者2人+子ども2人・1グループ | 1,000円 |
グループは最大5人、保護者同伴が条件です。いずれも交通費・飲食代を除いた大会参加費だけの計算です。
過去の大会はどんな雰囲気だった?
2025年の第19回大会については、東京都の農業情報サイト「TOKYO GROWN」に取材レポートがあります。
よくある質問
Q. 練馬区外に住んでいても参加できますか?
参加できません。2026年大会の競技参加資格は練馬区内在住者です。
Q. 子どもだけで参加できますか?
グループ参加には保護者の同伴が必要です。子どもだけの参加はできません。
Q. 抜いた大根を持ち帰れますか?
公式案内では学校給食への活用が示されています。参加者への持ち帰り配布については、2026年の募集情報では確認できませんでした。
Q. 見学だけでも行けますか?
見学者の受け入れ条件や観覧場所については、公式募集ページに詳しい記載がありません。参加者以外の来園については事務室へ確認してください。
Q. 雨が降った場合は中止ですか?
雨天決行です。ただし大根の生育状況などによる中止の可能性はあります。開催直前の公式案内を確認してください。
練馬区立高松みらいのはたけ 事務室
運営事業者:JA東京あおば
電話:03-5848-6761
大会の受付や参加条件は、練馬区の公式募集案内でも確認できます。
練馬区公式|第20回大会の募集案内大根一本に、練馬の歴史が詰まっている
練馬大根引っこ抜き競技大会は、冬の畑で力を競いながら、地域の農業に触れられる催しです。
参加を考えている練馬区民の方は、まず11月1日の受付開始をチェック。一本の大根を通して、いつもの街が少し違って見えるかもしれません。
練馬の冬が
抜けてくる
参照・確認した情報
- 練馬区|第20回練馬大根引っこ抜き競技大会の参加者募集
- JA東京あおば|第20回練馬大根引っこ抜き競技大会について
- 練馬区|練馬区立高松みらいのはたけ・施設情報とアクセス
- 練馬区|練馬大根の歴史
- 東京都|地域資源紹介・練馬大根
- TOKYO GROWN|第19回練馬大根引っこ抜き競技大会の開催レポート
最終情報確認:2026年10月28日。大会内容や募集状況は変更される場合があります。参加前に主催者の最新案内をご確認ください。