
旧石川組製糸西洋館は、2026年11月1日(日)に一般公開されます。市制施行記念日のため、当日の観覧料は無料です。
入間市駅から歩いて、大正時代の迎賓館へ。建築好きの一人散歩にも、友人や親子で歴史に触れる休日にも向くおでかけです。
最終確認日:2026年10月12日/開催予定。公開日・時間は公式発表済みです。
点数ではなく、この場所の特徴を6方向の感覚で表しています。
行きやすさ
市公式では入間市駅北口から徒歩約5分
子連れ向き
ベビーカーや授乳設備の利用条件は公式情報では確認できません
参加しやすさ
個人見学と見どころガイドは申し込み不要
にぎわい
建物見学と約40分のガイドを中心に楽しむ公開日
地域らしさ
地域のボランティアガイドが各部屋を案内
混雑しやすさ
当日の混雑予測や来館者数は公式情報では確認できません
11月1日は無料。個人見学は予約不要
通常は一般200円ですが、11月1日は市制施行記念日の特例で無料です。中学生以下だけでなく、大人も無料で見学できます。
当日の特例と、通常の公開日の料金は分けて考えましょう。別の日に訪れる場合は、その日の条件を確認してください。
通常の公開日は、20人以上の団体が1人160円、中学生以下は無料です。指定の障害者手帳を持参する人と、障害者1人につき介護者1人までも無料。各種優待・割引制度もあります。
初めてなら約40分のガイドへ
ボランティアの「西洋館コンシェルジュ」が各部屋を案内します。見学のポイントを知りたい人は、開始時刻に合わせて行くと計画を立てやすくなります。
- 午前の回:10:15〜
- 午後の回:13:15〜、14:30〜
- 各回約40分/予約不要・ガイド無料
20人以上の団体で、一般公開日以外の見学を希望する場合は別途相談が必要です。問い合わせ先は入間市博物館アリット(04-2934-7711)です。
暖炉・階段・天井。細部が主役の洋館
見どころは、外観だけではありません。公式の歴史ガイドでは、部屋ごとに異なる天井・床・照明などが紹介されています。
- 玄関ホール:大理石製の暖炉
- 階段:一つの木から作られた手すり
- 各部屋:天井や床、照明のデザイン
- 外観:レンガ調のタイルと屋根の小窓
「次の部屋では何が変わる?」と探すと、見学が小さな観察ゲームになります。子どもと一緒なら、天井や床の模様を見比べる楽しみ方もできそうです。
家具や装飾は、触れて確かめる展示ではありません。手を触れず、目で細かな仕事を追ってみましょう。
なぜ入間に、こんな洋館があるの?
海外の取引先を迎えるためです。石川組製糸の創業者・石川幾太郎(いしかわいくたろう)が、1921年に迎賓館として上棟しました。
製糸とは、繭から糸を取り出す仕事のこと。石川組製糸は、入間から県外にも工場を広げ、海外と取引する会社に成長しました。
入間市の資料によると、1922年度の生糸出荷高は全国6位。ニューヨークにも事務所があり、洋館は地域の産業と世界とのつながりを伝えています。
レンガに見えて、実は木造
この建物は洋風の木造建築です。外壁のレンガのような見た目は、化粧タイルによるもの。外からの印象と構造の違いも、見学で注目したい点です。
本館と別館は国登録有形文化財です。「おしゃれな古い家」というだけでなく、入間の産業の記憶を残す建物として見ると、細部にも意味が生まれます。
入間市駅北口から徒歩約5分
最新の市公式公開案内では、北口から徒歩約5分です。博物館の歴史ガイドには約7分の表記もあるため、初めてなら10分ほど余裕を見て移動しましょう。
歴史ガイドの道案内は、北口を出て突き当たりを左へ進み、道なりに坂を下るルートです。帰りは上りになるため、歩きやすい靴が向いています。
| 移動方法 | 公式案内 |
|---|---|
| 電車 | 入間市駅北口から徒歩約5分 |
| バス | 「入間黒須団地」停留所から徒歩約3分 |
| 車 | 隣接地に約10台分。満車時は駅周辺の有料駐車場へ |
車でも行けますが、駐車台数は限られます。駅からの距離が短いため、電車と徒歩で訪れる計画も立てやすい会場です。
帰りに別の街歩きを足すなら、駅周辺の情報を先に確認しておくと便利です。旧黒須銀行の内部見学は、西洋館と同じ日にできると決めつけず、別途公開日を確認しましょう。
冷暖房なし。服装と撮影ルールに注意
館内には冷暖房がありません。11月は脱ぎ着しやすい上着を用意し、屋内だから暖かいと考えずに出かけましょう。
- 館内ではスリッパへ履き替えます。持参も可
- 壁・家具・調度品には触れないでください
- 撮影は個人で楽しむ目的に限ります
- 三脚・一脚・自撮り棒・ストロボ等は使用を控えてください
ほかの見学者の妨げになる撮影は、禁止される場合があります。商業利用や貸切撮影には、一般見学とは別の使用許可が必要です。
館内の飲食は喫茶コーナーの利用に限られます。持ち込んだ食べ物を室内で広げる計画にはしないでください。
午前の見学と一杯で、いくらかかる?
ガイドと自由見学を組み合わせ、1〜2時間ほど過ごすプランです。以下は公式のガイド時刻を使った編集部のモデルコースで、滞在時間は目安です。
- 9:50 入間市駅へ到着し、北口から会場へ
- 10:00 入館。外観と玄関ホールを見る
- 10:15 約40分の見どころガイドに参加
- 11:00 気になった部屋を見直し、喫茶で休憩
- 11:30 駅へ戻るか、周辺の街歩きへ
本館の食堂には喫茶コーナーがあります。市の参考料金はホットコーヒー・狭山紅茶が各300円、狭山茶のペットボトルが200円です。
喫茶の売上は西洋館の保存活用に充てられます。休憩の一杯が、建物を次の時代に残す支えにもなります。
| 11月1日の過ごし方 | 現地予算 |
|---|---|
| 見学のみ | 大人・子どもとも0円 |
| 大人1人+300円の飲み物 | 300円 |
| 親子で飲み物を1本・1杯ずつ | 500円(大人300円+子ども200円) |
電卓は、半日を「見学のみ」、1日を「街歩きも楽しみ、館内で大人300円・子ども200円の飲み物を選ぶ」想定にしています。長く滞在しても観覧料は増えません。
交通費・昼食・菓子・グッズ・駐車料金は含みません。喫茶の販売状況と最新価格は当日確認してください。
[ekirip-cost type="event" full_adult="300" full_child="200" half_adult="0" half_child="0"]別の日にも沿線の秋を楽しむなら、11月8日のさやま大茶会ガイドも参考になります。西洋館の公開とは別の催しです。
雨の日・子連れで気になること
雨でも見学できますか?
見学の中心は屋内ですが、荒天時の対応は今回確認した公式案内では明記されていません。天候が大きく崩れる場合は、出発前に公式の更新を確認しましょう。
ベビーカーで館内を回れますか?
館内での利用条件や授乳・おむつ替え設備は、確認した公式案内では分かりません。必要な場合は博物館へ問い合わせ、階段のある歴史建築に合わせた計画を立ててください。
トイレはありますか?
博物館の建築ガイドは、別館に来館者用トイレを設置したと案内しています。車いす対応など、必要な設備の詳細は事前に確認してください。
混雑を避けられる時間は?
時間帯別の来館者数や11月1日の混雑予測は公表を確認できませんでした。ガイドに参加する人は開始前に到着し、写真はほかの見学者と譲り合って撮りましょう。
秋の窓 糸の記憶を たどる午後
入間市駅から少し歩くと、街の歴史が建物の姿で現れます。11月1日は、外観だけで通り過ぎず、部屋ごとの細工まで見に行ける日。出発前に公開情報を確認し、ゆっくり眺める時間を残して訪れてみてください。