
11月の東所沢に、ハワイがやってくる。
フラダンス、ガーリックシュリンプ、ハワイアン雑貨。さらに、ハワイ旅行に使える10万円分のポイントまで。
ちょっと待ってください。
ここは埼玉県所沢市。しかも季節は秋です。
なぜ、この時期にハワイなのでしょう。
その舞台は、JR武蔵野線・東所沢駅から徒歩約10分のところざわサクラタウン。
2026年11月7日(土)・8日(日)、中央広場で「ハワイアンフェス2026 in サクラタウン」が初開催されます。
時間は両日11:00〜17:00。入場無料で、飲食や買い物には別途料金がかかります。雨天決行ですが、荒天の場合は中止です。[1]
どうやら、単なるフラダンスの発表会ではなさそうです。
調べていくと、300人を超えるダンサーの存在と、所沢に根付いたハワイ文化が見えてきました。
なぜ11月の東所沢に、ハワイが現れる?

まず気になるのが、開催場所です。
ところざわサクラタウンといえば、角川武蔵野ミュージアムなどを備えた文化複合施設。本やアニメ、アートの印象が強い場所です。
そこに突然、ハワイアンフェス。
一見すると、少し意外な組み合わせに思えます。
ところが今回、主催者が打ち出しているのは、音楽・ダンス・グルメ・ショッピングを組み合わせた「週末のプチリゾート体験」という考え方です。[2]
つまり、ハワイに関するものを展示して眺めるだけではありません。
踊りを観て、食べ物を味わい、雑貨を選ぶ。中央広場を使い、複数の楽しみ方を一つの場所に集めるイベントなのです。
11月という日程を選んだ具体的な理由までは公表資料で確認できませんでしたが、イベントの狙いははっきりしています。
遠くへ旅行しなくても、週末の数時間だけ日常と違う文化に触れられること。
しかも、今回はサクラタウンで初めてのハワイイベントです。
では、その中心になるのは、どんな人たちなのでしょう。
300人超のダンサー。その顔ぶれが意外だった

今回の大きな見どころは、2日間で総勢300人を超えるダンサーが出演予定のフラ・タヒチアンダンスステージです。[2]
300人超。
なかなかの人数です。
海外から大規模なダンスチームが来るのかと思いきや、出演団体の紹介を読むと、少し違うことが分かります。
所沢や近隣地域で日頃から活動しているダンス教室が、数多く参加するのです。
所沢駅・小手指駅の近くにも、フラを学ぶ場所がある
例えば「フイフラオマナ」は、所沢駅や航空公園駅、東所沢駅付近などで練習しているグループです。
11月7日には、3歳から小学6年生までの子どもクラス、中学生から大学生までのティーンズクラス、さらにタヒチアンダンスやフラのクラスも出演します。
同じく7日出演の「ノアノア・フラスタジオ」は、小手指駅から徒歩5分の場所に教室があり、女性クラスだけでなく男性クラスやウクレレクラスも開講しています。[1]
さらに8日には、東村山で活動する「フラスタジオヒロ」、東村山市を中心に活動する「プロツ大橋 ポリネシアンダンス スタジオ」、入間市・青梅市で活動する「マイレラウリイ フラスタジオ」なども出演予定です。
ハワイは遠い。でも、ハワイの踊りを学んでいる人たちは、意外と身近にいる。
ここで、最初の印象が少し変わります。
この催しは、ハワイの雰囲気を外から持ち込むだけでなく、地域の中で育まれてきたダンス文化を披露する場でもあるのです。
ステージを観る前に知っておきたいこと
フラはハワイの文化に根差した踊り。一方、タヒチアンダンスはタヒチの文化に根差した踊りで、同じものではありません。
今回のステージでは、それぞれの踊りを通して、異なる地域の表現に触れられます。
出演時間と団体は変更される場合があります。また、公式案内では、撮影許可パスを持たない方によるステージ撮影は禁止されています。[1]
ただ、フラを習っていない人や、ダンスに詳しくない人でも楽しめるのでしょうか。
その答えは、ステージの周りにありました。
踊りだけじゃない。なぜ食べ物までハワイ仕様?

中央広場に集まるのは、ダンサーだけではありません。
キッチンカーでは、モチコチキン、ハワイアンバーガー、ガーリックシュリンプ、ステーキなどが提供される予定です。
11月8日限定では、アヒポケやアサイーボウルも登場します。[1]
ここで、少し料理の名前をほどいてみましょう。
モチコチキンとアヒポケ。名前の中にもハワイがある
モチコチキンは、もち粉を衣に使うハワイで親しまれている鶏肉料理。一般的な唐揚げとはまた違った衣の食感が特徴です。
アヒポケは、マグロなどの魚を角切りにして調味料と和える、ハワイで親しまれる料理です。
料理そのものは日本でも知られるようになりましたが、フラの音楽が聞こえる場所で食べると、普段のランチとは違う組み合わせになります。
ダンスが主役なら、グルメはもう一つの入口。
詳しくない文化でも、まずはおいしそうな一皿から入っていけるわけです。
マルシェでは、ハワイアン雑貨やアクセサリーも
会場にはアパレル、アクセサリー、クラフト用品などを扱うマルシェも並びます。
公式情報では「Hula Lani Hawaii」「潮だまり雑貨店」「linolino aloha」などの出店が紹介されています。
雑貨や服を眺めるだけでも、ダンスとはまた違ったハワイアンテイストに触れられそうです。
ただし、全店舗が両日出店するわけではありません。
| 11月7日(土)のみ | WELINA(ハワイアン食器など)、LINA ANELA(アクセサリーなど) |
|---|---|
| 11月8日(日)のみ | TAROTARO kitchen(アヒポケ)、MURU BOWL(アサイーボウル)、atelier Honu、Koa Cocoon |
| 両日掲載 | FOODTRUCK SHINCA、Da California、BlueTarp FOODTRUCK、Hula Lani Hawaiiなど |
上記は2026年11月4日確認の公式出店情報から抜粋。メニューや出店日は変更される場合があります。価格は各店舗でご確認ください。[1]
これで、主催者がいう「プチリゾート」の意味も少し分かってきます。
一つの演目を観るだけで終わらず、食べることも、選ぶことも含めて楽しむ。
ところが、今回のイベントには、もう一つ気になる仕掛けがあります。
なんと、ハワイへ行くためのポイントが当たるというのです。
ハワイ旅行が当たる? 10万円分の賞品には大事な条件がある
今回の協賛企業には、航空会社のZIPAIR Tokyoが名を連ねています。
イベント期間中、各日1名、合計2名に「ZIPAIRポイント10万円分」が当たる抽選が実施されます。[1]
ここまで東所沢でハワイ気分を味わっていたのに、今度は本当にハワイへ行く話になりました。
ただし、これは航空券そのもののプレゼントではありません。
賞品は、ZIPAIRの航空券購入に利用できるポイントです。10万円分は、ホノルル線のスタンダード席、1名分の往復相当として案内されています。
抽選券はいつ、どうすればもらえる?
| 賞品 | ZIPAIRポイント10万円分 |
|---|---|
| 当選人数 | 11月7日・8日の各日1名、合計2名 |
| 抽選券配布 | 各日11:30〜/13:30〜 |
| 配布方法 | 会場で先着順・数量限定 |
| 当選発表 | 各日15:00頃、中央広場ステージ |
| 参加回数 | 各日1人1回まで |
ここで大事なのが、当選発表時の条件です。
15時頃の発表時に会場にいなければ、当選は無効になります。
抽選券を受け取って、すぐ家に帰るのは要注意です。
また、ポイント利用にはZIPAIR Point Clubへの入会が必要で、日本発のスタンダード運賃での予約に限られます。搭乗期間や予約可能な座席数に制限があり、宿泊費などは自己負担です。
「10万円分もらえるから、家族全員で無料旅行」という仕組みではありません。
それでも、ダンスを観に行った週末が、次の旅を考えるきっかけになるかもしれません。[1]
7日と8日、どちらに行くと楽しめる?
出演団体も出店内容も、2日間で異なります。
11月7日(土)は、所沢周辺で活動するフイフラオマナの子ども・ティーンズクラス、タヒチアンダンスクラス、フラクラスなどが出演します。
地元で活動する子どもたちのステージや、フラとタヒチアンダンスの違いを楽しみたい人に向いています。
11月8日(日)は、東村山や入間市などで活動する教室も出演予定。さらに、アヒポケとアサイーボウルのキッチンカーがこの日限定で加わります。
ハワイアングルメを幅広く楽しみたい人は、8日を候補にするとよさそうです。
家族で行くなら
ダンスを中心に楽しむなら、観たい出演団体の時間を先に確認しましょう。食事やマルシェを目的にするなら、11:00からの開催時間内にゆっくり回る計画も立てられます。
小さな子どもと一緒なら、屋外の中央広場での開催なので、当日の気温に合わせた服装も用意しておくと安心です。
会場はどこ? 西武線からの行き方に注意
イベント名には「所沢」が入っていますが、会場の最寄駅は西武線の所沢駅ではなく、JR武蔵野線の東所沢駅です。
この違いは、当日のおでかけでは大切なポイントです。
秋津駅から電車で向かう場合
西武池袋線の秋津駅で降り、徒歩でJR新秋津駅へ移動します。
JR武蔵野線の府中本町方面へ1駅乗ると、東所沢駅です。
東所沢駅からサクラタウンまでは徒歩約10分。途中には東所沢公園や、アニメ作品などの絵柄が描かれたLEDマンホールがあります。
ハワイアンフェスへ向かう道で、アニメのマンホールを見る。
東所沢らしい、ちょっと不思議な道のりです。[3]
所沢駅・航空公園駅からバスで向かう場合
西武線の所沢駅からは、東口2番乗り場より「所55」「所52」「所52-1」系統のバスで東所沢駅へ向かう方法があります。
航空公園駅からは、土日祝日の「航02」系統を利用して「サクラタウン東」へ向かう方法も案内されています。
バスは道路状況や運行ダイヤの影響を受けるため、往復の時刻を事前に確認しておきましょう。[3]
開催概要
| イベント名 | ハワイアンフェス2026 in サクラタウン |
|---|---|
| 開催日 | 2026年11月7日(土)・8日(日) |
| 開催時間 | 11:00〜17:00 |
| 会場 | ところざわサクラタウン 中央広場 |
| 住所 | 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 |
| 入場料 | 無料(飲食・物販などは別途有料) |
| 天候 | 雨天決行・荒天中止 |
| 主催 | 株式会社角川メディアハウス |
| 共催 | 株式会社KADOKAWA |
| 後援 | ハワイ州観光局 |
| 最寄駅 | JR武蔵野線「東所沢駅」徒歩約10分 |
| 公式情報 | イベント公式ページを見る |
車の場合は、サクラタウンの駐車場を利用できます。公式案内では、最初の30分無料、以降30分200円。24時間最大料金は第1駐車場800円、第2・第3駐車場600円です。[3]
開催内容、出演者、販売商品、交通情報は変更される可能性があります。最新情報は主催者・交通事業者の案内をご確認ください。
11月の所沢に現れるのは、どんな「ハワイ」?
11月の東所沢で、なぜハワイアンフェスなのか。
最初は、季節外れの南国イベントに思えました。
けれど、今回の催しを形づくっているのは、遠いハワイへの憧れだけではありません。
所沢や小手指、東村山、入間などで日頃から踊りを学ぶ人たち。300人を超える出演者が集まるステージ。食事や雑貨を通して文化に触れられる広場。
そして、本当にハワイへ向かう旅につながるかもしれない抽選。
遠い島の文化が、身近な街の人たちによって表現される2日間。
そう考えると、11月のサクラタウンに現れる「ハワイ」は、少し違ったものに見えてきます。
旅行先としてのハワイだけではなく、所沢の日常の中にも、ハワイとつながる文化が息づいている。
そのことに気づける週末になりそうです。
参考資料・出典
情報確認日:2026年11月4日。主催者・会場の公式発表を中心に確認しました。
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「ハワイアンフェス2026 in サクラタウン」
発行:ところざわサクラタウン
開催概要、出演者、出店情報、撮影規定、抽選参加条件
https://tokorozawa-sakuratown.com/event_all/hawaiianfes2026.html
確認日:2026年11月4日 -
「ところざわサクラタウン“初”のハワイイベント!」
発行:株式会社KADOKAWA
発表日:2026年10月20日
初開催の経緯、300人超の出演予定、イベントの趣旨
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000020409.000007006.html
確認日:2026年11月4日 -
「アクセス」
発行:ところざわサクラタウン
住所、徒歩ルート、バス案内、駐車場料金
https://tokorozawa-sakuratown.com/access.html
確認日:2026年11月4日
本記事は公開資料をもとに編集しており、現地取材・訪問体験を示すものではありません。イベント実施状況や参加条件は当日までに変更される可能性があります。