
入曽駅と小手指駅。路線の違う2つの駅を巡ると、電車のカードがもらえるらしい。
2026年11月11日から始まる「私鉄10社スタンプラリー」。西武鉄道からは、入曽駅と小手指駅が参加します。
ところで、少し気になりませんか。
なぜ、スタンプを1個押すだけではだめなのでしょう。しかも、選ばれた2駅は西武新宿線と西武池袋線。普段は別々の路線を利用している人も多い組み合わせです。
実は、この2駅を巡る仕組みには、もっと大きな楽しみが隠れています。
西武線の2駅から始まった小さなスタンプ集めが、首都圏20駅の鉄道旅へ。そして最後には、鉄道ファンが気になる特別な賞品にまでつながっていきます。
まずは、その仕組みから見ていきましょう。
まず知っておきたい開催情報
開催期間:2026年11月11日(水)〜2027年1月24日(日)
スタンプ設置時間:10:00〜19:00
西武鉄道の対象駅:入曽駅・小手指駅
楽しみ方:2駅のスタンプを集め、指定の受け取り場所でオリジナル電車トレーディングカードを獲得。さらに3社・5社・8社・10社達成で抽選賞品に応募できます。[1]
なぜ入曽駅と小手指駅? 2駅を巡って初めて完成する仕組み

今回のスタンプラリーには、参加する鉄道会社ごとに決められたルールがあります。
それが、各社が指定する2駅で、異なる絵柄のスタンプを集めるというもの。
西武鉄道の対象は次の2駅です。
この2駅に設置されたスタンプを、専用パンフレットの指定欄に押します。
そして、両方を集めたパンフレットを指定の受け取り場所で提示すると、西武鉄道の「各社達成賞」がもらえるのです。[1]
ここで注意したいのは、入曽駅だけではカードの獲得条件を満たさないということ。
小手指駅だけでも同じです。西武鉄道のカードを手に入れるには、2つの駅のスタンプが必要になります。
ちなみに、なぜこの2駅が選ばれたのか、その選定理由までは今回の発表では説明されていません。
ただ、参加者にとっては、新宿線と池袋線という異なる路線を訪れる機会になります。
いつも利用する駅だけでは完結しない。そこが今回のスタンプラリーの面白いところです。
でも、2駅を巡ってもらえるカードとは、どんなものなのでしょう?
もらえるのは電車のカード。でも、10枚集めると別の楽しみがある?

各鉄道会社の2駅を達成すると、「オリジナル電車トレーディングカード」が1枚もらえます。
もちろん、西武鉄道にも独自のデザインが用意されています。
西武鉄道の公式イベントページに掲載されているカードのイメージには、西武ライオンズや手塚プロダクションに関係する権利表記も確認できます。実際のデザインは公式案内で確認できます。[2]
ところが、このカードには、もうひとつ仕掛けがあります。
参加する10社すべてのカードを集めると、カードの裏面を組み合わせてオリジナルデザインが完成するのです。[3]
なるほど。カードを1枚ずつ集めるだけでなく、10枚をそろえること自体にも意味があるわけです。
最初は西武鉄道の1枚が欲しかっただけなのに、ほかの会社のカードも気になってくる。
なかなか巧みな仕組みです。
そして、この10枚には、さらに先の楽しみがあります。
カードをもらったら終わり? 実は、もうひとつのスタンプが重要

今回のイベントでは、駅で押すスタンプと、抽選応募に使うスタンプの2種類が登場します。
ここは少し間違えやすいところです。
駅で押すスタンプは、各鉄道会社のカードを獲得するためのもの。
一方、カードを受け取る際には、スタッフがパンフレットに付いている専用応募ハガキへ「応募用スタンプ」を押してくれます。
この応募用スタンプを集めることで、さらに上位の賞品への応募が可能になります。[1]
- 対象駅でパンフレットを入手 参加私鉄の駅(一部を除く)で配布される専用パンフレットを用意します。
- 同じ鉄道会社の指定2駅を巡る 西武鉄道なら入曽駅と小手指駅。それぞれ異なる絵柄のスタンプを押します。
- 指定場所でカードを受け取る スタンプを2種類集めたパンフレットを提示します。カードの受け取り場所は、公式の駅別一覧で確認してください。
- 応募ハガキにもスタンプを押してもらう カード受け取り時に、その鉄道会社の応募用スタンプを押してもらいます。
- 別の鉄道会社でも繰り返す 3社・5社・8社・10社の達成状況に応じて、抽選賞品への応募が可能になります。
つまり、1社の達成賞と、複数社を巡った人向けの抽選賞は別のもの。
入曽駅と小手指駅を巡るだけでも十分に参加できますし、そこから別の鉄道会社に挑戦することもできます。
さて、ここからが少し面白くなってきます。
全10社を巡った人には、どんな賞品が待っているのでしょうか。
3社、5社、8社、10社。最後の賞品は、まさかの鉄道関連品
応募用スタンプを集めると、その数に応じた抽選賞に挑戦できます。
各社A4ファイル詰め合わせ
抽選100名各社グッズ詰め合わせ
抽選100名今回のスタンプラリーと同仕様の各社スタンプ
抽選20名各鉄道会社の鉄道関連品など
抽選10名注目したいのは、8社賞から先です。
8社賞では、実際のスタンプラリーで使われるものと同じ仕様のスタンプが賞品になります。
そして10社コンプリート賞には、駅名看板、車両銘板、方向幕など、鉄道に関係する特別な品々が用意されています。[3]
駅を巡ってスタンプを集めていたはずが、最後には駅の設備や車両部品が賞品として登場する。
スケールが変わってきました。
10社コンプリート賞には何がある?
| 鉄道会社 | 賞品 |
|---|---|
| 相模鉄道 | 100周年記念そうにゃんつり革 |
| つくばエクスプレス | 精算機パネル・券売機パネル |
| 東武鉄道 | 90000系就役記念ヘッドマーク(レプリカ) |
| 東京メトロ | Mマーク(側面) |
| 東急電鉄 | 駅名看板 |
| 京成電鉄 | 車両銘板 |
| 小田急電鉄 | レバーシングハンドル |
| 京急電鉄 | 種別・行先方向幕 |
| 西武鉄道 | トキイロ運行開始前見学ツアー |
| 京王電鉄 | 車号板 |
※10社コンプリート賞は抽選で合計10名。応募時に希望する賞品を1つ選択します。賞品の中には実際には使用できないものもあります。[3]
そして、ここで西武鉄道の賞品をもう一度見てみましょう。
ほかの鉄道会社には部品や看板などが並んでいますが、西武鉄道は少し違います。
「トキイロ運行開始前見学ツアー」。
物ではなく、特別な見学体験なのです。
西武鉄道の公式案内では、2026年11月4日時点でツアー日程を調整中とされています。詳細な日程や参加条件については、今後の案内を確認する必要があります。[2]
普段のスタンプ集めが、特別な鉄道体験へつながるかもしれない。
ただし、10社を巡れば必ずツアーに参加できるわけではありません。あくまで抽選です。
全部で20駅。でも、20駅すべて巡らなくても楽しめる?

今回参加するのは、次の10社です。
| 参加鉄道会社 | スタンプ対象駅数 |
|---|---|
| 相模鉄道 | 2駅 |
| 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス) | 2駅 |
| 東武鉄道 | 2駅 |
| 東京地下鉄(東京メトロ) | 2駅 |
| 東急電鉄 | 2駅 |
| 京成電鉄 | 2駅 |
| 小田急電鉄 | 2駅 |
| 京浜急行電鉄(京急) | 2駅 |
| 西武鉄道 | 2駅(入曽・小手指) |
| 京王電鉄 | 2駅 |
| 合計 | 20駅 |
20駅と聞くと、かなり大がかりなイベントに思えるかもしれません。
でも、最初から全駅を目指す必要はありません。
例えば、西武鉄道の2駅だけを巡れば、西武鉄道の達成賞を受け取ることができます。
さらにほかの2社にも挑戦して計3社達成すれば、3社賞の抽選に応募できます。
3社達成には6駅、5社達成には10駅、8社達成には16駅、10社達成には20駅が必要という計算です。
年末年始を挟む約2か月半の開催期間なので、何日かに分けて巡る計画も考えられます。
もちろん、鉄道会社によって対象駅の位置は大きく異なります。移動時間と交通費を含めて計画するのがよさそうです。
各社の具体的なスタンプ設置駅と達成賞の受け取り場所は、公式サイトに掲載された一覧をご確認ください。[2]
参加する前に確認したいこと。スタンプは何時まで? 費用は?

ここまで仕組みが分かると、実際に出かけるときの準備も気になります。
今回のイベントで特に重要なのは、スタンプの設置時間とカードの受け取り方法です。
- イベント名
- 私鉄10社 スタンプラリー
- 開催期間
- 2026年11月11日(水)〜2027年1月24日(日)
- スタンプ設置時間
- 10:00〜19:00
- 西武鉄道の対象駅
- 入曽駅(西武新宿線)・小手指駅(西武池袋線)
- 参加方法
- 専用パンフレットにスタンプを押して参加
- 参加費・交通費
- スタンプラリーへの参加自体に別途の参加料金は案内されていません。ただし、駅間移動の運賃が必要です。
- 各社達成賞
- オリジナル電車トレーディングカード(各社指定の2駅達成後に受け取り)
- 抽選応募締切
- 2027年2月1日(月)当日消印有効
- 抽選応募方法
- 専用応募ハガキに必要事項を記入し、85円切手を貼って郵送
- 発表日
- 2026年11月4日(水)
19時を過ぎてもスタンプは押せる?
スタンプ台の設置時間は10時から19時までと発表されています。
駅自体は夜間も利用できますが、駅が営業している時間とスタンプを押せる時間は別です。
仕事帰りなどに立ち寄る場合は、19時までという点に注意してください。
改札を出ずにスタンプを押せる?
公式案内では、スタンプの押印やカードの受け取りには改札外へ出る必要があるとされています。
そのため、改札内だけで済ませる予定は立てず、必要な運賃を見込んでおきましょう。[2]
カードは何枚でももらえる?
各社達成賞のカードは、パンフレット1部につき1人1枚までです。
パンフレットも1人1部で参加するよう案内されています。家族で参加するなら、それぞれのパンフレットを準備する形になります。
参加前のチェックポイント
駅でスタンプを2種類集めるだけでなく、指定の場所でカードを受け取る手順まで忘れずに。特に複数社の抽選賞を狙う場合は、カード受け取り時に応募用スタンプを押してもらうことが重要です。
開催内容は予告なく変更・中止となる場合があります。最新情報は公式サイトを確認してください。
1日で巡るなら? 入曽駅と小手指駅を中心に考えてみよう
西武鉄道の2駅だけを達成するなら、1日のお出かけとして計画できます。
例えば、入曽駅を出発点にする場合は、次のような流れが考えられます。
- 10:00以降|入曽駅 専用パンフレットを用意して、入曽駅のスタンプを押します。
- 午前〜昼|小手指駅へ移動 西武線を乗り継ぎ、小手指駅へ。乗換駅や所要時間は利用する列車によって変わるため、当日の時刻表で確認します。
- 19:00まで|小手指駅 2つ目のスタンプを押して、西武鉄道の指定2駅を達成します。
- 指定の受け取り場所へ スタンプを押したパンフレットを提示してカードを受け取り、応募用スタンプも押してもらいます。受け取り場所と対応時間は事前に公式一覧で確認してください。
これは実施時間を保証する公式スケジュールではなく、2駅を巡るためのモデルプランです。
特に、スタンプを押せる時間とカードを受け取れる場所は、出発前に確認しておきたいところ。
2駅を巡ることが目的なら急いで20駅を目指さなくても大丈夫。途中で食事を楽しんだり、普段降りない駅の周辺を歩いたりする時間も取れそうです。
SNSや動画で探すなら? 開催直後の投稿もチェック
イベントが始まると、実際にスタンプを押した人の投稿や、カードを受け取った人の紹介が参考になりそうです。
2026年11月4日時点では開催前のため、今回のスタンプラリーを実際に巡った体験談はまだ確認できる段階ではありません。
そのため、カードのデザインや正式な参加条件については、まず主催各社の発表を確認するのが確実です。
開催後に各種SNSで調べる場合は、次の検索リンクから関連投稿を探せます。
※上記は関連投稿・動画の検索リンクです。特定の投稿や動画の内容を主催者が保証するものではありません。参加条件は公式情報を優先してください。
入曽駅のスタンプ1個が、20駅の旅の入口になる
最初は、入曽駅と小手指駅でスタンプを押すだけのイベントに見えました。
でも、仕組みをたどってみると、少し違う姿が見えてきます。
2駅を巡ると、鉄道会社ごとのカードが1枚。
そのカードを受け取ると、次の鉄道会社に挑戦するための応募用スタンプが増えます。
そして、10社のカードを集めると裏面のデザインが完成し、応募用スタンプを10種類集めれば特別な賞品の抽選にも参加できる。
つまり、今回のイベントは1つの駅で完結するスタンプ集めではなく、鉄道会社を越えて旅が広がっていく仕組みになっていたのです。
もちろん、西武鉄道の2駅だけを楽しむのも立派な参加方法。
いつもの入曽駅や小手指駅に、期間限定でスタンプ台が登場する。
そこから先へ進むかどうかは、自分次第です。
2026年11月11日からの約2か月半。いつもは通り過ぎる駅が、次の目的地になるかもしれません。