
EKIRIP LOCAL DISCOVERY | 池袋駅・子どもの習い事
ノートのすみに描かれた、オリジナルキャラクター。
大きな目、ちょっと不思議な髪形、本人にしか分からない設定まである。
「この子、絵を描くのが好きなんだな」と思う一方で、親としては少し気になることもあります。
絵を習わせると、自由に描く楽しさがなくなってしまわない?
お手本どおりに描く練習ばかりになったら、せっかくの個性が消えてしまいそう。
ところが、池袋にある「子どもデザインアカデミー」は、少し違う方向から絵の上達を考えていました。
掲げているのは、「好きをとことん」という考え方。
調べてみると、この教室では絵の描き方だけでなく、描いた作品のどこがよかったのかを、先生が具体的に認めることを大切にしているのです。[1]
絵の教室なのに、絵の技術だけが目的ではない。
どういうことでしょう。
先に分かったこと
子どもデザインアカデミー池袋校は、プロのイラストレーターなどから少人数で学べる教室です。一般クラスでは年長児から高校生までを対象とし、紙と鉛筆でもデジタルでも、好きな絵を描く力を育てます。
公式案内では、通常レッスンを2回まで無料で体験できます。[1]
なぜ「上手に描く」より、まず褒めるの?

イラスト教室と聞くと、最初は丸や線を何度も練習し、先生がお手本との違いを直していく授業を想像するかもしれません。
もちろん、描き方の基本を覚えることは大切です。
でも、この教室が特徴として打ち出しているのは、子どもの作品を具体的に褒め、認めること。
単に「上手だね」と言うのではありません。
どこがよかったのか、何を頑張ったのかを、講師が一人ひとりに伝える方針です。[1]
ここに、小さな違いがあります。
例えば、ある子が大好きなキャラクターを描いたとします。顔のバランスはまだ整っていなくても、表情や髪形に自分なりの工夫があるかもしれません。
そこを見つけてもらえれば、「間違いを直された」だけでは終わりません。
自分の工夫が伝わったことも、次に描く理由になりそうです。
もちろん、褒めるだけで必ず絵が上達するという話ではありません。
ただ、技術を教えることと、描き続けたくなる気持ちを支えることは、両立できる。
教室が目指すのは、その組み合わせだと読み取れます。
では、実際には何を習うのでしょう。好きな絵を自由に描くだけなら、自宅でもできそうです。
自由に描くのに、プロの先生が必要なのはなぜ?

子どもが好きなキャラクターを描き続けていると、いつかこんな壁に当たるかもしれません。
正面の顔は描ける。でも横顔は難しい。
顔はかわいく描けた。でも体を付けた途端、何かがおかしい。
あるいは、頭の中にいるオリジナルキャラクターを、どうやって絵にすればいいのか分からない。
「好き」という気持ちはあっても、描くための方法が追いつかないことがあるわけです。
池袋校の一般クラスでは、顔の描き方などの基本から、オリジナルキャラクターの制作までを扱います。
プロの講師が実際に絵を描いて見せながら、指導する形式です。[1]
これは大切な手掛かりです。
完成した絵だけを渡されても、どんな順番で線を描いたのかは分かりません。
でも、先生が描いていく過程を見れば、形をどう組み立てるのか、どこから描き始めるのかを知ることができます。
「こう描きなさい」だけでなく、「こうすれば描ける」を増やしていく。
そう考えると、自由に描くことと、描き方を習うことは反対ではありません。
むしろ、自分の好きなものを表現するための選択肢を増やす関係です。
それなら、もう一つ気になります。
最近はタブレットで絵を描く子もいますが、紙と鉛筆しか使っていない子でも通えるのでしょうか。
タブレットがないとダメ? 紙と鉛筆からでも始められる

デジタルイラストという言葉を聞くと、専用のタブレットや高価な道具を思い浮かべる人もいるでしょう。
絵を習う前に、まず機材を買う必要があるのでしょうか。
池袋校の一般クラスでは、紙と鉛筆で描く方法も、タブレットで描く方法も認められています。[1]
つまり、絵を描く道具を最初からデジタルに統一する必要はありません。
一方、デジタルで描いてみたい子には、アイビスペイントクラスもあります。
アイビスペイントは、スマートフォンやタブレットなどで使えるイラスト制作アプリです。
池袋校のクラスでは、その操作方法とともに、イラストの基本も学ぶ案内になっています。[1]
顔の描き方やキャラクター制作など、絵の基本を学びたい子向け。紙と鉛筆から始めたい場合にも候補になります。
デジタルで絵を描きたい子向け。アプリの操作とイラストの基本を組み合わせて学びます。
ここで気づくのは、最初に大切なのは道具の新しさではないということです。
ノートでもタブレットでも、「こんな絵を描きたい」という気持ちは同じ。
教室選びでは、その子が普段どのように描いているかを基準に考えるのがよさそうです。
ただし、デジタルクラスで必要になる端末やアプリの準備については、申し込み前に確認してください。
先生に絵を習うだけではない?「第三の居場所」の意味
子どもデザインアカデミーの特徴を調べていると、少し意外な言葉が出てきます。
「第三の居場所」です。
絵の教室なのに、居場所。
一見すると、習い事とは別の話のようにも思えます。
ところが、その背景をたどると、教室が大切にしていることが見えてきます。
子どもデザインアカデミーは、もともと発達障害やグレーゾーンの子どもたちへの支援を背景に生まれた取り組みです。
運営側の説明では、2022年9月に、一般的な習い事へ通うことが難しい子どもたちの居場所づくりの一環として、オンラインイラスト教室が始まりました。[2]
その後、一般の子どもたちも通えるように教室やコースが広がりました。
この経緯を知ると、なぜ「褒める」「認める」「好きなことを楽しむ」という方針が前面にあるのか、理解しやすくなります。
絵を評価する場所としてだけでなく、好きなものについて話せる大人や仲間と出会う場所として考えられているのです。[1]
もちろん、どの子にも同じように居心地がよいとは限りません。先生との相性や、周りの子との関係もあります。
だからこそ、体験で確認したいことは、完成した絵の出来栄えだけではありません。
その子が、自分の好きな絵を安心して描けるかどうか。
そんな視点も持っておくと、教室を見る目が少し変わります。
なぜ池袋でマンガ・イラストを学ぶのが面白い?

ここまで教室の特徴を見てきました。
でも、場所が池袋という点にも、少し気になるつながりがあります。
池袋といえば、アニメやマンガに関係する店や施設が集まる街です。
その豊島区には、漫画家たちが暮らした「トキワ荘」の文化を伝える地域もあります。
実は、子どもデザインアカデミー池袋校も、この地域のマンガ文化と接点を持っています。
2026年3月22日には、トキワ荘通り昭和レトロ館で、マンガ・イラスト教室とAR体験を組み合わせた催しが企画されました。
主催は子どもデザインアカデミー池袋校と株式会社響。豊島区が共催しています。[3]
ここで登場するARとは、スマートフォンなどの画面を通して、現実の景色にデジタルの絵や情報を重ねる技術のこと。
企画では、子どもが描いたイラストをARで空中に浮かべる体験が案内されていました。
紙に描く。画面に映す。自分の作品が、いつもと違う形で現れる。
絵を描くことが、そのまま新しい表現の入口になるわけです。
ただし、これは2026年3月の特別イベントであり、通常授業にAR体験が含まれるという意味ではありません。
また、池袋という立地が選ばれた具体的な理由までは、確認できた公式資料から断定できません。
それでも、街にマンガ文化があり、子どもたちがそこで自分の絵を学ぶ機会もある。
作品を楽しむ街で、作品を作る側に回ってみる。
池袋には、そんな二つの楽しみ方があるようです。
実際に通うなら? 月謝・対象年齢・無料体験
さて、教室の考え方が分かったところで、実際に通える条件も確認しておきましょう。
2026年11月1日に確認した池袋校の公式ページでは、一般クラスとアイビスペイントクラスの両方が、1回50分・月4回の案内です。月謝はそれぞれ税込11,500円と表示されています。[1]
一方、配布資料には異なる時点の料金やクラス構成が見られるため、申し込み時は最新の案内を確認してください。
子どもデザインアカデミー池袋校|基本情報
- 教室名
- 子どもデザインアカデミー 池袋校
- 住所
- 東京都豊島区池袋2丁目65-8
- 最寄り駅
- 池袋駅西口から徒歩約10分(教室公式LINEの案内)
- 対象
- 一般クラス:年長児〜高校生
- 主なクラス
- 一般クラス/アイビスペイントクラス
- レッスン
- 1回約50分・月4回(公式サイト掲載の通常コース)
- 月謝
- 一般クラス:税込11,500円
アイビスペイントクラス:税込11,500円 - 教材費・その他の費用
- 配布資料には教材費の記載があるため、月謝以外の必要費用を申込時に要確認
- クラス人数
- 通常最大4名、振替時最大6名の案内
- 無料体験
- 通常レッスンを2回まで無料体験可能
- 公式サイト
- 池袋校の公式案内・体験申込
情報確認日:2026年11月1日。料金・募集状況・受講曜日・教材費・振替条件は変更される場合があります。最新の案内を教室へご確認ください。
体験では、何を見ておくといい?
公式案内では、見学は1回、体験は2回まで可能とされています。
保護者だけで見学することもでき、年齢や好きなイラスト、希望する時間帯に合わせてクラスを案内する仕組みです。[1]
体験するときは、絵の上手さだけに注目しなくてもよさそうです。
先生が子どもの話を聞いてくれるか。分からないところを質問できるか。終わったあとも描きたい気持ちが残っているか。
こうしたことは、公式サイトの文章だけでは分かりません。
また、池袋校はオンライン受講にも対応する案内があります。教室へ通う場合と自宅から参加する場合で条件が異なる可能性があるため、希望する受講方法を先に相談しておくと安心です。
「絵が好き」を、もっと大切にできる場所
最初に登場した、ノートのすみに描かれたオリジナルキャラクター。
大人から見れば、まだ形の整っていない絵かもしれません。
でも、描いた子にとっては、名前も性格もある大事なキャラクターかもしれない。
今回、子どもデザインアカデミー池袋校について調べて分かったのは、絵の描き方を教える前提に、子どもの「好き」を大切にする考え方があるということでした。
プロから形の描き方を習い、好きな作品を理解してもらい、少しずつ自分の表現を広げていく。
ノートのすみの小さな落書きも、そう考えると、単なる暇つぶしとは違って見えてきます。
そこには、まだ描き切れていない物語があるのかもしれません。
参考資料・出典
-
子どもデザインアカデミー「池袋校」
発行:子どもデザインアカデミー
https://kodomo-design.jp/school-list/ikebukuro/
クラス内容、料金、対象年齢、教育方針、所在地、見学・無料体験条件など。確認日:2026年11月1日。 -
子どものためのマンガ教室「私たちについて」
発行:子どものためのマンガ教室
https://illustration-manga-school.com/
子どもデザインアカデミーの設立背景、オンライン教室の開講経緯、教育方針。確認日:2026年11月1日。 -
「トキワ荘ゆかりの地で学ぶ、表現の過去と未来 マンガ・イラスト教室&AR体験」
発行:豊島区
https://www.city.toshima.lg.jp/499/2602270959.html
2026年3月22日の催し、主催・共催、内容、AR体験の説明。確認日:2026年11月1日。 -
子どもデザインアカデミー 池袋校|公式LINE
発行:子どもデザインアカデミー池袋校
https://page.line.me/875jnlfh
池袋駅からの徒歩案内、教室所在地、受講案内。検索掲載情報確認日:2026年11月1日。
本記事は公開資料に基づく編集記事です。編集部による実地受講や独自取材を行ったものではありません。教育方針に関する考察と、公式に確認された事実は区別して記載しています。