
テレビ放送:2026年10月24日(土)19:56〜20:54
番組:日本テレビ系「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」
登場企画:熟成インタビューの旅
舞台:池袋ハロウィンコスプレフェス(池ハロ)
2026年の開催:10月30日(金)〜11月1日(日)
最終確認:2026年10月25日。番組の事前告知、主催者および自治体の公開情報を確認しました。放送映像そのものは照合できていないため、出演者の「1年後」の結果は断定していません。
アニメの主人公、ゲームの登場人物、そして正体の分からない不思議な怪物。
ハロウィンの池袋には、普段の街ではなかなか出会えない姿の人たちが集まります。
そんなコスプレイヤーに、もしテレビ番組のスタッフが「1年後、またここで会えますか?」と尋ねたら、どうなるのでしょう。
次の年も同じキャラクターの姿なのか。そもそも、また池袋へやって来るのか。それとも、その間に人生が大きく変わっているのか。
日本テレビ系「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の2026年10月24日放送回では、池袋ハロウィンコスプレフェスを舞台にした「熟成インタビューの旅」が予告されていました。[1]
面白いのは、今回の主役が衣装そのものではなく、衣装を着ている人たちの1年間だということです。
そして、この企画を調べていくと、もう一つ意外な話につながります。
なぜ池袋は、毎年これほど多くのコスプレイヤーが戻ってくる街になったのでしょうか。
テレビの放送は2026年。でも、取材されたのは2024年だった?

まず、少しだけ時間をさかのぼってみましょう。
番組の放送日は2026年10月24日。ところが、日本テレビの放送当日の紹介によると、池袋ハロウィンで最初のインタビューが行われたのは2024年です。
番組スタッフは翌2025年、再び同じイベントを訪れて、前年に出会った人たちへの再インタビューを試みています。[2]
池袋ハロウィンでコスプレイヤーたちに話を聞き、1年後の目標や再会について尋ねる。
同じ池袋ハロウィンで、かつて出会った人たちへの再会を試みる。
2つの年にまたがる取材を「熟成インタビューの旅」として紹介する放送回。
つまり、2026年のイベントを撮影した番組、というわけではありません。
2024年に聞いた未来を、2025年に確かめ、その物語を2026年に届ける。
ここが今回の企画の大切なポイントです。
それにしても、取材したインタビューを1年以上寝かせるとは、なかなか気の長いテレビ企画です。
そもそも「熟成インタビュー」って何?
「熟成インタビューの旅」は、街で出会った人に話を聞いて終わりではなく、時間を置いて再び取材する企画です。
日本テレビでは2024年2月に、この企画を新コーナーとして紹介しています。当時の放送では、安産祈願に訪れていた家族が、1年後に生まれた赤ちゃんと一緒に再登場するエピソードも取り上げられました。[3]
普通の街頭インタビューなら、その日の出来事が中心になります。
ところが、1年後の答えが加わると、話の意味が変わります。
あの日の目標は実現したのか。それとも、別の道を歩いているのか。
一度聞いただけでは分からなかったことが、時間によって見えてくる。だから「熟成」なのです。
怪物の正体は塾講師? コスプレの奥にあった普通の人生

では、池袋ハロウィンでは、どんな人たちが取材を受けたのでしょう。
放送当日の日本テレビによる紹介には、なかなか個性的な登場人物が並んでいます。
初コスプレの女子大学生は、就職と恋愛の両方が目標
最初に気になったのは、初めてコスプレに挑戦したという女子大学生です。
取材当時、彼女は日本テレビを含むエンターテインメント業界への就職を目指していました。
しかも、就職活動を通じて気になる相手とも出会っていたそうです。
そこで掲げた1年後の目標は、就職の内定と恋人を手に入れること。仕事も恋愛も、両方を目指すというものでした。[2]
ハロウィンの衣装の話をしているはずが、急に就職活動と恋愛の話になりました。
でも、考えてみれば不思議ではありません。コスプレイヤーも、衣装を脱げばそれぞれの暮らしが待っている人たちです。
化け物とゾンビにも、それぞれ目標があった
事前紹介には、化け物のコスプレをした塾講師の男性と、ゾンビの姿をしたシステムエンジニアの男性も登場します。
2人は、それぞれ身体に関する目標を語ったと紹介されています。[2]
化け物の中に塾講師。ゾンビの中にシステムエンジニア。
見た目だけなら想像もつきません。
こうして職業や目標を知ると、個性的な衣装も少し違って見えてきます。
テレビが追いかけたのは、キャラクターが1年後にどう変わるかではなく、そのキャラクターを演じていた本人が、どんな1年を過ごしたかなのでしょう。
池ハロで出会った女性2人組。その関係は1年後どうなった?
もう一組、池袋という街の特徴が見えてくる人たちがいます。
池袋ハロウィンで約3年前に知り合ったという女性2人組です。
番組の事前紹介によれば、2人は同じ場所でアルバイトを始めたばかり。仕事への意気込みも語っています。[2]
ここには、コスプレイベントの少し違う姿があります。
イベントは数日間で終わります。でも、そこで知り合った人たちの関係は、その後の日常にも続いていくことがあるのです。
なお、彼女たちの1年後の具体的な出来事や、ほかの出演者の目標が実現したかどうかについては、今回確認できた事前資料だけでは確定できません。
結末を想像で補うより、ここで大切にしたいのは、番組が何を確かめようとしたかということです。
でも、なぜ再会の舞台が「池袋ハロウィン」なのか?
ここまで読んで、一つ気になることがあります。
1年後に同じ人を探すなら、普段から人が集まる駅前や商店街でもよさそうです。
それなのに、番組が選んだのは、コスプレイヤーたちが年に一度集まる池袋ハロウィンでした。
番組がこの会場を選んだ詳しい理由までは公表資料から確認できません。ただ、イベントの成り立ちをたどると、この場所が再会の舞台として面白い理由が見えてきます。
池袋ハロウィンは、2014年に初開催されました。
ドワンゴの当時の発表によると、初開催は10月25日と26日の2日間。コスプレ参加者は約1万人、会場来場者は約5万2,000人に達しました。[4]
単に会場へ入って楽しむイベントではなく、池袋東口の街そのものが舞台だったのです。
しかも、このイベントには、意外な出発点がありました。
始まりは、豊島区の未来への危機感だった
日本パブリックリレーションズ協会に掲載された主催者側の事例紹介によると、池袋ハロウィンの始まりには、2014年に豊島区が「消滅可能性都市」と指摘されたことが関わっています。
「消滅可能性都市」とは、将来、若い女性の人口が大きく減ると予測された自治体を示す当時の分析上の呼び方です。街が実際になくなると決まったという意味ではありません。
主催者側は、この指摘を一つのきっかけとして、コスプレ文化を通じて街を盛り上げる取り組みを始めたと説明しています。[5]
まさか、ハロウィンのコスプレイベントの背景に、人口やまちづくりの問題があったとは。
アニメイトやドワンゴなどの企業と、豊島区や街の関係者が協力し、コスプレを楽しむ人と地域が共存できるイベントを育てていきました。
ただし、最初から街全体に歓迎されていたわけではありません。
同じ事例紹介には、街なかで大勢がコスプレを楽しむことへの不安があったことも記されています。
そこで、参加ルールの整備、地域への還元、街との一体感づくりを進めたといいます。[5]
つまり、今のように街全体で楽しめる姿は、イベントを続けながら地域との関係を築いてきた結果でもあるのです。
「好きな姿で集まる街」だから、次の年にも戻ってこられる
現在、豊島区の公式サイトでも、池袋ハロウィンはコスプレ文化を楽しめる街の代表的なイベントとして紹介されています。
区の案内には、コスプレイベント「acosta!」の開催や、池ハロでのパレード、会場周辺の清掃活動なども掲載されています。[6]
ここで、最初のテレビ企画に戻ってみましょう。
池袋ハロウィンは、毎年同じ季節に、同じ街を舞台として開かれるイベントです。
参加する人の衣装や生活が変わっても、再び集まれる場所がある。
だからこそ、1年後にもう一度会うという約束が、イベントの時間の流れと自然に重なります。
これは番組側の選定理由を断定するものではありません。しかし、毎年続く池ハロという場所の特徴を考えると、再会を追う企画との相性のよさが見えてきます。
テレビを見て気になった人へ。2026年の池ハロはいつ?

番組で紹介されたのは、過去の池袋ハロウィンで出会った人たちの物語です。
では、今年の池袋でも、そのような景色を見られるのでしょうか。
2026年の池袋ハロウィンコスプレフェスは、10月30日(金)から11月1日(日)までの3日間にわたって開催される予定です。[7]
16:30〜22:30
サンシャインシティ内
10:00〜18:00
池袋エリア
10:00〜18:00
池袋エリア
※金曜の池ハロナイトは18歳以上が対象で、高校生は入場できません。チケットの販売数には限りがあり、当日券が販売されない場合もあります。最新情報は主催者発表を確認してください。[7][9]
10月31日は、約400人規模のコスプレパレードも
初めて池袋ハロウィンを見に行くなら、注目したいのがコスプレパレードです。
2026年は約400人のコスプレイヤーによるパレードが企画されており、公式タイムスケジュールでは10月31日(土)14:20〜15:00の予定となっています。[8]
会場内だけでなく、池袋の通りをコスプレイヤーが歩いていくのは、街全体がイベントの舞台になる池ハロらしい光景です。
ただし、パレードの列に参加することと、沿道から見ることは別です。パレードへの参加は事前の条件があり、当日そのまま列に加わることはできません。
また、天候や当日の運営状況によって予定が変更される場合があります。
池ハロ2026公式タイムスケジュールを確認テレビで興味を持っただけでも、見に行ける?
コスプレの衣装を持っていなくても、池ハロの雰囲気を楽しむことはできます。
公式参加ルールでは、コスプレをせずに観覧するだけの場合や、記念撮影程度の場合は登録チケットを購入する必要がないと案内されています。
一方、コスプレ参加や、コスプレイヤーとの撮影・交流を目的としたカメラマン参加には、それぞれの登録チケットが必要です。[10]
テレビで見たような衣装を間近で眺めてみたい人も、実際に撮影やコスプレに挑戦したい人も、まずはその違いを確認しておくと安心です。
コスプレイヤー個人を撮影する場合やSNSなどに写真を公開する場合は、本人への確認と公式の撮影ルールを大切にしましょう。公共の通路をふさいだり、通行人を無断で大きく撮影したりしない配慮も必要です。
1年後、同じ場所で会える。それが池袋ハロウィンのもう一つの魅力
最初は、奇抜な衣装を着た人たちが集まる華やかなイベントに見えた池袋ハロウィン。
けれども今回の「笑ってコラえて!」の企画を知ると、少し違う景色が見えてきます。
怪物の衣装の中には、仕事をしている一人の男性がいる。初めてコスプレをした大学生には、就職と恋愛の目標がある。イベントで出会った友人とのつながりが、日常生活にまで続いていることもある。
そして、そんな人たちが次の年にも戻ってこられるように、池袋という街では、2014年からイベントを育て続けてきました。
コスプレの姿は一瞬でも、そこにいる人の物語は、その先へ続いていく。
番組が追いかけた「1年後」という時間は、そのことを教えてくれる手掛かりだったのかもしれません。
今年の池袋ハロウィンで、また新しい衣装を着た人たちが街を歩くとき。
その姿の向こうには、まだテレビにも映っていない、それぞれの1年間があるのでしょう。
この続きは、池袋の街で。ekiripの関連記事
テレビをきっかけに池袋が気になったなら、次は実際の街の楽しみ方をたどってみましょう。池ハロの準備に役立つ記事から、池袋のコスプレ文化、イベントの合間の寄り道まで紹介します。
参考資料・公式情報
以下は記事執筆時に確認した資料です。番組に関する人物紹介は日本テレビの事前告知に基づいており、放送後の本人の発言や具体的な結末を独自に確認したものではありません。
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日本テレビ「笑ってコラえて!」2026年10月24日放送回の予告
発行:日本テレビ
番組公式・10月24日放送回の見どころ
確認日:2026年10月25日 -
「熟成インタビューの旅」放送当日の見どころ
発行:日本テレビ「日テレTOPICS」
2026年10月24日公開。2024年・2025年の取材経緯と出演者の事前紹介。
日テレTOPICS転載記事を読む
確認日:2026年10月25日 -
「熟成インタビューの旅」開始当時の番組案内
発行:日本テレビ
「笑ってコラえて!2時間スペシャル!」
確認日:2026年10月25日 -
池袋ハロウィンコスプレフェス2014・初開催結果
発行:株式会社ドワンゴ
2014年10月27日発表
初開催時の来場者数と開催内容
確認日:2026年10月25日 -
「池袋ハロウィンコスプレフェス」10年にわたる地域とのコミュニケーションが築いた“聖地”
発行:公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
PRアワードグランプリ2024受賞事例
開催の背景と地域との連携に関する事例紹介
確認日:2026年10月25日 -
マンガ・アニメ特設サイト
発行:豊島区
豊島区が紹介する池袋のコスプレ文化
確認日:2026年10月25日 -
池袋ハロウィンコスプレフェス2026・開催概要
発行:池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会
公式開催概要
確認日:2026年10月25日 -
池袋ハロウィンコスプレフェス2026・タイムスケジュール
発行:池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会
公式タイムスケジュール
確認日:2026年10月25日 -
池袋ハロウィンコスプレフェス2026・チケット
発行:池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会
公式チケット案内
確認日:2026年10月25日 -
池袋ハロウィンコスプレフェス2026・参加ルール
発行:池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会
撮影・観覧・参加条件に関する公式案内
確認日:2026年10月25日