
EKIRIP LOCAL DISCOVERY | 池袋駅
ちいかわ、パペットスンスン、たまごっち、モンチッチ、リラックマ。
この名前が、ひとつのお店の紹介文に並んでいます。
最近のキャラクターも、子どものころに親しんだキャラクターも、ずいぶん仲良しです。
そのお店が、池袋の「K-BOOKS 池袋ファンシー館」。
なぜ、こんなに新旧のキャラクターが集まっているのでしょう。そして、普通のキャラクターショップとは何が違うのでしょうか。
最初の手掛かりは、このお店がキャラクターグッズの販売だけでなく、買取も行っていることにあります。新しい商品を選ぶだけでなく、誰かが大切にしていたグッズとの出会いも期待できるお店なのです。[1]
しかも、調べてみると店名にも最近の変化がありました。
「ファンシー館」は、実は最近生まれた名前だった

まず意外なのが、お店の名前です。
「K-BOOKS 池袋ファンシー館」という名称は、以前からずっと使われていたわけではありません。
K-BOOKSの公式沿革によると、2026年9月に「池袋キャラ館α」から「池袋ファンシー館」へ名称が変更されています。[2]
つまり、まったく別のお店が突然できたという話ではありません。
「池袋キャラ館α」がオープン。キャラクターグッズを扱う専門店としてスタートします。
キャラ館αが移転。店舗の場所が変わります。
店内をさらに見やすくし、ファンシーグッズを充実させるリニューアルを実施。
店名を「池袋ファンシー館」に変更。現在の名称となりました。
出典:K-BOOKS公式沿革、2026年4月のリニューアル告知。[2][3]
ここで気になるのは、なぜ「キャラ館α」ではなく「ファンシー館」なのか、ということ。
K-BOOKSは店名変更の理由を詳しく説明していません。しかし、現在の店舗紹介とほかの専門店を比べると、扱う商品の方向性が見えてきます。
例えば「池袋キャラ館」はアニメ作品を幅広く扱い、「池袋キャラ館プラス」はジャンプ関連作品を中心にしています。一方、ファンシー館の紹介で目立つのは、ぬいぐるみやマスコットとしても親しまれているキャラクターたちです。[4]
「ファンシー」という名前からは、作品のジャンルをまたいで、かわいいキャラクターグッズを探せるお店という特徴が伝わってきます。
店名が変わると、お店の見方まで少し変わるものです。
ちいかわとモンチッチが同じ店に? 時代をまたぐ品ぞろえ

ここからが、このお店の面白いところです。
普通なら、新しいキャラクターのお店、昔懐かしいキャラクターのお店、ゲームキャラクターのお店は、なんとなく別々に考えそうです。
ところがファンシー館では、その境界が思いのほかゆるやかです。
公式の取扱い作品例を見ると、次のようなキャラクターが並びます。[1]
ちいかわ、パペットスンスン、おぱんちゅうさぎ、んぽちゃむなど。
モンチッチ、たまごっち、リラックマ、ナルミヤキャラクターズなど。
サンリオ、すみっコぐらし、ディズニーのダッフィー&フレンズ、ジブリなど。
ポケモン、星のカービィ、ピクミン、どうぶつの森、POP MARTの一部シリーズなど。
これらは公式に掲載された取扱い作品の例です。全キャラクターの商品が常時販売されていることを示すものではありません。作品や商品によって、販売・買取の取扱条件も異なります。
ちいかわとモンチッチ。
たまごっちとパペットスンスン。
こうして名前を並べると、ひとつのお店なのに、親と子でそれぞれお気に入りを探せそうです。
けれど、なぜこれほど違う世代のキャラクターを一緒に扱えるのでしょうか。
その答えを考えるうえで、次に注目したいのが「販売」と「買取」という二つの仕組みです。
新作だけじゃない。買取があると何が変わる?

一般的なキャラクターの公式ショップでは、現在販売されている商品や新作アイテムが中心になります。
しかし、K-BOOKSのファンシー館は、キャラクターグッズの販売と買取の両方を行っています。[1]
ここに、新旧キャラクターが共存する面白さを読み解く手掛かりがあります。
新しいキャラクターが好きな人もいれば、何年も前のキャラクターグッズを探している人もいます。
そして、過去に発売された商品は、現在の公式ショップではもう買えないことがあります。
中古グッズを扱うお店には、そうした過去の商品が再び売り場に登場する可能性があります。
ここが面白い
新しい商品を買うためのお店と、昔好きだったキャラクターを探すためのお店。その二つの楽しみ方が重なるのが、ファンシー館の魅力です。
例えば、子どものころ好きだったキャラクターのマスコットを大人になってから探す。あるいは、最近好きになったキャラクターの過去の商品を探す。
そんな買い物も考えられます。
ただし、ここは大切な点。K-BOOKSが取り扱っている作品であっても、特定の年代の商品や限定グッズが必ず売っているわけではありません。
取扱い対象は幅広くても、店頭在庫はその時々で変わります。
つまり、「必ず見つかるお店」ではなく、「思いがけない出会いを探せるお店」という見方が合いそうです。
「売っている」キャラクターなら、何でも買い取ってもらえる?
ここで、もう一つの疑問が生まれます。
店内で売られているキャラクターなら、自分が持っているグッズもすべて買い取ってもらえるのでしょうか。
答えは、そうとは限りません。
K-BOOKSはファンシー館向けに、査定対象となるマスコットの一覧を公開しています。そこには、モフサンド、コジコジ、シルバニアファミリー、ミッフィー、スヌーピー、たれぱんだ、パワーパフガールズなど、多彩な名前があります。[5]
ところが、公式の注意書きには重要な一文があります。
店頭に商品が出ている作品でも、販売のみで買取対象外となるグッズがある、というものです。
さらに、査定対象の作品でも、商品形態や在庫、売れ行きによって買取価格を提示できない場合があると案内されています。
なるほど。売っている作品と、買い取ってもらえる商品は、必ずしも同じではないのです。
買い物と買取で、準備を変えよう
買い物が目的なら、好きな作品をいくつか決めてから商品を探すと楽しそうです。価格や商品の状態を確認しながら、予算内で選びましょう。
一方、買取が目的なら、最初に公式の査定対象一覧と最新の買取案内を確認するのが安心です。
特に、箱付きフィギュアや限定マスコットなどを持ち込む場合は、対象商品や状態に関する条件を事前に確認しておくと、無駄足を減らせます。
キャラクターがかわいいからといって、査定まで甘くなるわけではありません。
似た名前のお店がいっぱい。なぜ池袋には専門館が多い?
ここまで調べると、別の不思議にも気づきます。
K-BOOKSには「キャラ館」「キャラ館プラス」「ファンシー館」など、似ているようで違う名前の店舗があります。
初めてだと、ちょっとした名前当てゲームです。
しかし、公式の店舗一覧を見ると、それぞれの扱う作品やジャンルが分かれています。[4]
例えば、ジャンプ作品を探すならキャラ館プラス、幅広いアニメ作品ならキャラ館、かわいい系のマスコットやキャラクターグッズならファンシー館、と目的で選べます。
専門館を分けることで、買い物客が自分の好きなジャンルを目指しやすくなる。これは店舗構成から読み取れる利点です。
では、なぜK-BOOKSは池袋にこれほど多くの専門店を展開するようになったのでしょう。
その背景を探すと、会社の始まりに行き着きます。
もともとは巣鴨のリサイクルショップだった
K-BOOKSの公式沿革によると、事業の出発点は1992年、巣鴨にオープンしたリサイクルショップ「けんちゃんちのマンガ塾1号店」でした。
その後、1994年に池袋へ移転し、屋号を「ケイ・ブックス」に改めています。[2]
最初から現在のような多数のキャラクター専門館があったわけではありません。
マンガを扱うリサイクルショップから始まり、アニメや同人誌、ゲーム、アイドルなど、さまざまなジャンルの店舗を展開してきました。
そして2025年7月にキャラ館αが登場し、2026年9月にはファンシー館という名前になりました。
店名変更の直接の理由までは確認できませんが、ファンシー館も、K-BOOKSが長年続けてきた専門店展開のひとつと見ることができます。
こうしてみると、かわいいマスコットが並ぶお店の背景に、マンガのリサイクルショップから始まった歴史があるわけです。
なかなか意外なつながりです。
実際に行くなら? 池袋駅から徒歩約7分
ファンシー館は、池袋駅東口からサンシャイン60通り方面へ向かうエリアにあります。
公式案内ではJR池袋駅東口から徒歩約7分。西武池袋線を利用する人も、池袋駅から立ち寄れます。[1]
店舗基本情報
- 正式名称
- K-BOOKS 池袋ファンシー館
- 所在地
- 東京都豊島区東池袋1-22-14 ロッカビル1F
- 最寄駅
- JR池袋駅東口から徒歩約7分
東京メトロ有楽町線・東池袋駅から徒歩約8分 - 営業時間
- 平日 12:00~20:00
土日祝 11:30~20:00 - 取扱商品
- キャラクターグッズ、フィギュア、マスコット、アパレルグッズなど
- 取扱形態
- 販売・買取
買取対象は商品や作品によって異なります。 - 電話番号
- 03-6903-1049
- 公式情報
- K-BOOKS 池袋ファンシー館
※2026年10月24日時点の公式掲載情報です。臨時休業・取扱商品・買取条件は来店前に最新の公式案内をご確認ください。
かわいいキャラクターが集まる場所の、もう一つの顔
最初に並んでいた、ちいかわ、パペットスンスン、たまごっち、モンチッチ、リラックマ。
調べる前は、人気キャラクターを集めたにぎやかなお店、という印象でした。
けれど、その背景には、販売と買取の二つの仕組みがありました。そして、1992年のリサイクルショップから続くK-BOOKSの歴史もありました。
だからファンシー館は、現在好きなキャラクターを探すだけでなく、昔好きだったキャラクターと再び出会えるかもしれない場所でもあります。
子どもにとっての「いま、かわいい」と、大人にとっての「昔から、かわいい」。
その二つが同じ売り場で交わる。
そんなふうに考えると、「新旧キャラが集結」という言葉も、単なる品ぞろえの説明とは少し違って見えてきます。
もう少し、池袋のキャラクターの世界へ
参考資料・出典
-
K-BOOKS 池袋ファンシー館|店舗詳細
発行:株式会社ケイ・ブックス
https://www.k-books.co.jp/shop/chara-a
店舗住所、営業時間、取扱商品、販売・買取の確認に使用。 -
K-BOOKS 公式沿革
発行:株式会社ケイ・ブックス
https://www.k-books.co.jp/company/history.php
1992年の創業、1994年の池袋移転、2025年のキャラ館α開店、2026年9月の名称変更を確認。 -
キャラ館αリニューアルOPEN!! ファンシーグッズがパワーup!!
発行:株式会社ケイ・ブックス
https://www.k-books.co.jp/news/2026/0411_ca.php
2026年4月11日のリニューアルを確認。 -
K-BOOKS 店舗一覧・池袋キャラ館・キャラ館プラス
発行:株式会社ケイ・ブックス
https://www.k-books.co.jp/shop/
池袋キャラ館/ 池袋キャラ館プラス
池袋の専門店構成とジャンルの違いを確認。 -
池袋ファンシー館 査定対象のマスコット一覧
発行:株式会社ケイ・ブックス
https://www2.k-books.co.jp/contents/purchase_chara-a_list.php
査定対象作品と買取条件に関する注意事項を確認。
情報最終確認日:2026年10月24日
※商品在庫、査定対象、買取価格、臨時休業などは変更される場合があります。本文中の店舗形態や沿革に関する解釈は、公式資料をもとにしたエキリプ編集部の読み解きです。