
日曜日はプラレール。平日は赤ちゃんの成長チェック。
椎名町小学校の向かいにある「区民ひろば椎名町」は、親子の遊び場と地域交流の場を兼ねた公共施設です。
情報確認日:2026年10月21日|豊島区・施設運営者の公開情報を確認
プラレールにトミカ、ぽぽちゃん。
おもちゃ売り場の話ではありません。豊島区南長崎にある公共施設「区民ひろば椎名町」で案内されている遊び道具です。
しかも、日曜日の午前には子どもが遊べる時間があり、赤ちゃんの身長や体重を測るプログラムまで用意されています。
ここで、ちょっと気になることがありませんか。
どうして地域の公共施設が、おもちゃの遊び場にも、赤ちゃんの成長を見守る場所にもなっているのでしょう。
調べてみると、その理由は「区民ひろば」という施設の役割そのものにありました。
※日曜の時間は施設運営者が案内する「サンデーパーク」に基づきます。豊島区の施設紹介に残る「幼児タイム」の時間とは異なります。イベントや休館日により実施されない場合があります。
日曜の朝、どうして公共施設にプラレールが登場する?

まず注目したいのが、日曜日に開かれている「サンデーパーク」です。
施設運営者の案内によると、毎週日曜日には2階のホールを子ども向けに開放しています。
午前9時15分から11時30分までは乳幼児と保護者の時間。プラレールなどのおもちゃで遊ぶスペースに加えて、区画を分けた乗り物遊びのスペースも設けられています。[1]
豊島区の施設紹介にも、日曜の「幼児タイム」でプラレール、トミカ、ぽぽちゃん、こえだちゃんなどを用意する案内があります。[2]
電車に夢中の子もいれば、車を並べたい子も、お人形で遊びたい子もいる。
まさかの、おもちゃのジャンルまで幅広い。
ただし、ここは玩具の常設展示施設ではありません。行事やイベントによってホールの使い方が変わるため、毎週すべてのおもちゃが必ず使えるという意味ではない点に注意が必要です。
日曜日の午前は、広いホールを使った乳幼児の遊び時間。
施設運営者が案内する現在の名称は「サンデーパーク」。おもちゃだけでなく、乗り物遊びの場所が区分されているのも特徴です。
でも、ここで一つ疑問が生まれます。
午前中は小さな子どもたちの時間。それなら、午後はどうなるのでしょう。
午後になると、同じホールの主役が変わる
実は、サンデーパークは午前と午後で対象が変わります。
午後1時30分から4時30分までは、小学生の時間です。
施設の案内では、ホールの奥に風船バレーボールができるスペースを設け、手前はフリースペースとして使えるようにしています。
プラレールや貸し出しおもちゃで遊ぶこともできます。[1]
つまり、朝は乳幼児、午後は小学生。
同じホールでも、時間帯によって遊び方が変わる仕組みなのです。
小さな子どもにとっては、年齢の離れた子が一斉に遊ぶ場所より、乳幼児向けの時間があるほうが利用を考えやすいでしょう。
一方、小学生には体を動かしたり、おもちゃで遊んだりできる別の時間が用意されています。
さらに、水曜日の午後1時30分から4時30分にも、小学生向けに2階プレイルームを開放する案内があります。こちらも行事によって休みになることがあります。[1]
どうやらここは、単におもちゃを置いた施設ではなさそうです。
子どもの成長段階に合わせて、場所と時間を使い分ける。そんな工夫が見えてきます。
それなら、0歳の赤ちゃんはどう過ごす?
プラレールで遊ぶには、まだ早い。
そんな月齢の赤ちゃんと一緒でも、区民ひろば椎名町には利用できる設備があります。
2階には、0歳児と保護者専用の「ベビールーム」が設けられています。
施設の利用案内によると、ベビールームには授乳室、離乳食用電子レンジ、おむつ替えシート、ベビーベッドがあります。[3]
これは、かなり実用的。
乳幼児と外出するとき、気になるのは遊び場だけではありません。
授乳はどこでするのか。おむつは替えられるのか。途中で赤ちゃんのペースに合わせられる場所はあるのか。
区民ひろば椎名町では、こうした場面を考えた設備が一つの施設内に用意されています。
少し大きくなったらキッズルームへ
未就学児と保護者向けには「キッズルーム」もあります。
こちらには棚に並んだおもちゃ、絵本、ままごとキッチンなどが用意されています。[3]
つまり、遊びの選択肢は日曜日のプラレールだけではありません。
赤ちゃんの時期から、ままごとや絵本を楽しむ幼児期まで、年齢に合わせた部屋があることも施設の特徴なのです。
遊ぶだけじゃない。赤ちゃんの身長と体重も測れる?

ここまで遊び場の話をしてきましたが、区民ひろば椎名町には、もう一つ子育て家庭に役立つプログラムがあります。
その名も「すくすくチェック」。
赤ちゃんの身長と体重を測定できるプログラムです。
2026年10月の施設運営者のお知らせでは、生後2か月から1歳3か月を目安とする子どもを対象に、身体測定を案内しています。
10月は、おはなし会のあとや音楽イベントのあとに「すくすくチェック」を利用する構成になっています。[1]
ここで面白いのは、単に測定器が置いてあるだけの施設ではないことです。

絵本を聞く。音楽を楽しむ。そして、赤ちゃんの成長を確認する。
子育ての楽しみと、日々の小さな確認が、同じ場所につながっています。
豊島区の施設紹介には「第1火曜日15時」「第3水曜日10時30分」などの案内が掲載されていますが、2026年度の運営者案内ではプログラムの再編が行われています。
現在は毎月同じ曜日に必ず測定できると判断せず、施設の月間カレンダーで「すくすくチェック」の実施日と対象年齢を確認してください。測定値は赤ちゃんの動きによって誤差が出る場合があります。
赤ちゃんの身体測定と聞くと、病院や健診を思い浮かべるかもしれません。
でも、ここで行われているのは地域の子育てプログラムの一つ。
医療機関の健診の代わりではありませんが、日常の中で子どもの成長を確かめるきっかけになります。
では、これほど子育て向けの設備が充実している施設は、子育て家庭だけの場所なのでしょうか。
実は子ども専用ではない。「区民ひろば」の本当の役割

ここまで読むと、区民ひろば椎名町は児童館のような場所に思えるかもしれません。
ところが、施設の対象はもっと広いのです。
区民ひろばは、赤ちゃんから高齢者まで、地域のさまざまな世代が利用できるコミュニティスペースです。
椎名町でも、子育てプログラムだけでなく、囲碁、手話、モルック、音楽、地域の相談活動などが案内されています。[2]
プラレールの隣に、囲碁や手話やモルック。
なんとも幅広い組み合わせです。
でも、これこそが区民ひろばの性格を表しています。
子どもを遊ばせる場所であると同時に、地域の人が集まり、活動したり相談したりする場所でもあるのです。
2022年10月には現在の椎名町小学校校庭前へ移転し、2025年4月からはNPO法人ひろば椎名町が運営を担っています。[1]
施設の名前は「椎名町」ですが、所在地は南長崎4丁目。
駅名だけを頼りにすると少し意外な場所かもしれません。実際に向かうなら、椎名町小学校の校庭向かいという目印を覚えておくと探しやすくなります。
公共施設という言葉から想像する、窓口や会議室だけの建物。
その印象も、少し変わってきました。
初めてでも使える?登録・持ち物・利用条件

では、親子で初めて行くときは、何を準備すればよいのでしょうか。
区民ひろばは、基本的に豊島区内に住む人を対象とした施設です。ただし、施設運営に支障がない範囲では、区外に住む人も利用できます。[4]
利用には登録手続きが必要で、初回には本人確認書類を持参します。
乳幼児は保護者の付き添いが必要です。[4]
持っていくと安心なもの
- 本人確認書類:初回登録に必要です。
- 靴下:施設の利用案内では館内での着用を求めています。
- 飲み物:ふたが閉まる水筒やペットボトルがおすすめです。
- ベビーカー用の鍵:ベビーカーをつなぐバーを使う場合は、ワイヤーチェーンキーなどを持参してください。
- おむつなどのお出かけ用品:赤ちゃんの月齢に合わせて準備しましょう。
また、施設にはマイボトル用の給水機も設置されています。冷水と常温が選べますが、使い捨てコップは用意されていないため、水筒などを持っていく必要があります。[3]
ご飯を食べる場所はある?
飲食についてもルールがあります。
施設の利用案内では、水分補給以外の飲食は、1階交流ひろばのランチタイム(11時30分〜13時30分)に限るとされています。[3]
日曜日の午前に遊んで、11時30分ごろに終了。
ちょうどお昼の時間になります。
ただし、ランチタイムの利用場所や当日の受け入れ状況は事前に確認しておくと安心です。
区民ひろば椎名町の場所・時間・問い合わせ先
施設の基本情報
- 施設名
- 区民ひろば椎名町
- 住所
- 東京都豊島区南長崎4-29-10
- 目印
- 椎名町小学校の校庭向かい
- 利用時間
- 9:00〜17:00
- 休館日
- 祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)、定期休館日・その他指定日
- 電話
- 03-3950-3042
- 日曜午前
- サンデーパーク 9:15〜11:30(乳幼児・保護者)
- 日曜午後
- サンデーパーク 13:30〜16:30(小学生)
- 身体測定
- 「すくすくチェック」。実施日・対象月齢は月間予定表で確認
- 利用登録
- 必要。初回は本人確認書類を持参
公共交通機関で訪れる場合、西武池袋線の椎名町駅だけでなく、東長崎駅や都営大江戸線・落合南長崎駅からの経路も比較できます。
ただし、駅からの徒歩時間は今回確認した施設の公式案内に明記されていないため、具体的な所要時間は記載していません。子ども連れなら、事前に地図で経路を確認すると安心です。
日曜日のサンデーパークや身体測定は、別の行事によってお休み・変更になる場合があります。特にプラレールなどのおもちゃを目当てに訪れる場合は、施設の月間カレンダーを確認するか、電話で問い合わせると確実です。
また、豊島区の施設紹介と運営者の2026年度案内で、一部プログラム名・時間が異なっています。この記事では新しい運営者案内を優先しています。
プラレールの向こうに見えてきた、もう一つの役割
最初に気になったのは、日曜日のプラレールやトミカでした。
でも、調べてみると、そこには単なるおもちゃ遊びとは違う仕組みがありました。
午前は乳幼児、午後は小学生。
赤ちゃんには専用の部屋があり、成長を確かめる身体測定もある。そして、子どもが大きくなっても、地域の交流の場として利用できる。
一つの建物の中に、年齢や暮らしに合わせた居場所がいくつも用意されているのです。
プラレールは、その入口の一つだった。
椎名町の住宅街にある「区民ひろば」という名前を、これからは少し違った目で見られるかもしれません。
親子で楽しむ椎名町、その次の寄り道
区民ひろばをきっかけに南長崎を歩くなら、子育てとマンガ文化が交わる展示や、椎名町の街そのものを知る記事もおすすめです。
参考資料・出典
掲載内容は豊島区と施設運営者の公開情報をもとに整理しています。イベントや設備の利用条件は変更される場合があります。
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区民ひろば椎名町 公式ホームページ
発行・運営:NPO法人ひろば椎名町
「サンデーパーク」「小学生タイム」「すくすくチェック」「2026年10月のお知らせ」等
https://www.toshima.ne.jp/shiina/index.html
確認日:2026年10月21日 -
区民ひろば椎名町
発行:豊島区
施設概要・幼児タイム・のりものタイム・子育て事業・交流事業
豊島区公式施設案内
ページ更新日:2026年6月8日
確認日:2026年10月21日 -
区民ひろば椎名町 ご利用案内
発行:区民ひろば椎名町
各室の設備・飲食ルール・持ち物・給水機
https://www.toshima.ne.jp/shiina/guide.html
確認日:2026年10月21日 -
区民ひろばの利用について
発行:豊島区
個人利用・登録条件・区外居住者の扱い・保護者同伴
豊島区公式利用案内
ページ更新日:2026年7月30日
確認日:2026年10月21日
編集:ekirip(エキリプ)|最終情報確認日:2026年10月21日