石神井公園で企画展「地図にみる練馬」開催。昔の地図から、いまの練馬を歩き直す夏
練馬区立石神井公園ふるさと文化館で、2026年6月20日(土)から企画展「地図にみる練馬」が始まります。 テーマは、地形図、行政区画図、沿線案内図、鳥瞰図など、さまざまな目的で作られてきた“地図”。 普段は現在地を知るために見る地図を、今回は「練馬の変化を読むための資料」として眺める展示です。
3秒でわかる要点
明治期以降の測量地図や、沿線案内図・鳥瞰図などを通して、練馬区域の移り変わりをたどる企画展です。
観覧料は無料。会期は夏休み期間にも重なるので、親子の自由研究や街歩き前の寄り道にも向いています。
最寄りは西武池袋線「石神井公園」駅。駅から徒歩15分ほどで、石神井公園の散策と組み合わせやすい立地です。
企画展「地図にみる練馬」の基本情報
| イベント名 | 企画展「地図にみる練馬」 |
|---|---|
| 会期 | 令和8(2026)年6月20日(土)〜8月16日(日) |
| 開館時間 | 9:00〜18:00 |
| 休館日 | 月曜日。ただし7月20日(月・祝)は開館、7月21日(火)は休館 |
| 会場 | 練馬区立石神井公園ふるさと文化館 2階 企画展示室 |
| 住所 | 東京都練馬区石神井町5-12-16 |
| 観覧料 | 無料 |
| 問い合わせ | 03-3996-4060 |
| 主催 | 練馬区立石神井公園ふるさと文化館(公益財団法人練馬区文化振興協会) |
そもそも“地図を見る展示”って何が面白いの?
地図は、道案内だけでなく「その時代の練馬」を保存している
今の地図は、駅から目的地までの最短ルートを探すために見ることが多いもの。 でも、昔の地図を眺めると、そこには「何を大事な情報として載せたのか」が残っています。
たとえば、地形図や行政区画を単位とした地図は、地域の形や土地の起伏を正確に記録するためのもの。 一方で、沿線案内図や鳥瞰図は、電車で訪れる人に街の魅力を伝えるため、見どころを強調して描くことがあります。 同じ“練馬”でも、地図の目的が違えば、見えてくる街の表情も変わります。
つまりこの企画展は、昔の地図を並べて懐かしむだけではなく、 「練馬はどう見られてきたのか」「どの場所が暮らしや観光の目印だったのか」を読み解く展示。 地図好きはもちろん、石神井公園や大泉、上石神井あたりを普段歩いている人ほど、現在の風景と重ねて楽しめそうです。
見どころは“正確な地図”と“魅せる地図”の違い
測量に基づく地図
明治期には西洋の測量技術が導入され、北を上に配置した地形図や、行政区画を単位とした地図が作られるようになりました。 こうした地図は、地域を正確に記録し、地形や区域への共通理解を生む役割を持っていました。
街の魅力を伝える地図
沿線案内図や鳥瞰図などは、目的地の魅力を伝えるために、見どころを絵や記号でわかりやすく表現する地図です。 現代の観光パンフレットやローカルメディアのイラストマップにも通じる、街を“紹介するための地図”と言えます。
無料だけど、どこまで楽しめる?
入場無料で、展示解説会まで無料。夏休みの“調べもの入口”にも使いやすい
企画展の観覧料は無料です。 さらに、会期中には担当学芸員による展示解説会も予定されており、こちらも参加費無料・申込不要。 「地図に詳しくないけれど、どこを見ればいいかわからない」という人は、解説会の日を狙うと展示の入口がぐっとわかりやすくなりそうです。
小学生・中学生の夏休み目線で見ると、自由研究のテーマにもつなげやすい内容です。 たとえば「昔の地図と今の地図で、石神井公園駅周辺はどう変わったか」「練馬区の地名や道は、どんなふうに描かれてきたか」など。 展示を見たあとに、実際に石神井公園を歩いてみると、机の上の地図が街の風景に戻ってくる感覚がありそうです。
関連イベントもチェック
展示解説会「地図にみる練馬」
各回14:00開始、30分程度。会場は石神井公園ふるさと文化館 2階 企画展示室。 参加費無料、申込不要で当日会場へ。解説会での動画撮影・録音は不可と案内されています。
講演会「地図の楽しみ」
講師は今尾恵介さん(一般財団法人日本地図センター客員研究員)。 会場は1階 多目的会議室、定員90名・抽選、参加費無料。 申込は往復はがきまたはホームページ申込フォームで、7月14日(火)必着です。
石神井公園駅からの行き方と、街との相性
西武池袋線なら「石神井公園」駅から
西武池袋線「石神井公園」駅から徒歩15分ほど。 駅前のにぎわいを抜けて、石神井公園方面へ歩くルートなので、展示だけを目的にするよりも、公園散策と組み合わせると満足度が上がりそうです。
西武新宿線側からは「上井草」駅も候補
西武新宿線「上井草」駅からは徒歩25分ほど。 歩くには少し距離があるため、天気や体力に合わせてバス利用も検討したいところです。 バスなら「三宝寺池」停留所から徒歩2分、「JA東京あおば」停留所から徒歩5分の案内があります。
この展示が石神井公園エリアにあるのは、かなり相性がいいと思います。 石神井公園は、池、緑、住宅地、商店街がゆるやかにつながる場所。 地図で練馬の変化を見たあとに外へ出ると、道の曲がり方や池の位置、駅から公園までの距離感まで、少し違って見えてきそうです。
初めて行く前に知っておきたい3つのこと
基本は月曜休館です。ただし7月20日(月・祝)は開館し、翌7月21日(火)が休館になります。
展示をさっと見るなら30分前後、地図の細部まで読むなら60分ほどを目安にしておくとよさそうです。
石神井公園のすぐ近くなので、暑い時間帯を避けて午前中や夕方寄りに組み合わせると歩きやすそうです。
こんな人におすすめ
「地図にみる練馬」は、派手な体験型イベントというより、じっくり眺めるほど味が出る展示です。 ただ、テーマは決して難しすぎません。 地図は誰にとっても身近なものなので、親子で「昔はここ、どう描かれていたんだろう」と話しながら見ることもできます。
親子・子連れ
夏休みの自由研究、街の歴史学習、石神井公園散歩の前後に。無料なので、短時間でも立ち寄りやすいです。
街歩き好き
古地図、沿線案内図、鳥瞰図が好きな人には相性抜群。展示後に実際の道を歩くと楽しみが増えそうです。
練馬に住んでいる人
知っている地名や駅名が、昔の地図でどう表現されているのか。地元の見え方が少し変わる展示になりそうです。
ひとり時間を過ごしたい人
静かに展示を見て、公園を歩いて、駅前でひと休み。混雑しすぎない文化系の寄り道として使いやすい内容です。
Q&A|行く前の確認メモ
企画展の観覧に予約は不要です。展示解説会も申込不要で、当日会場へ行く形式です。講演会「地図の楽しみ」は定員90名・抽選で、事前申込が必要です。
Q. 料金はかかりますか?企画展の観覧料は無料です。関連イベントの展示解説会、講演会も参加費無料と案内されています。
Q. 子ども連れでも楽しめますか?地図や街の変化をテーマにした展示なので、小学生以上なら親子で会話しながら楽しみやすい内容です。小さなお子さんの場合は、展示を短めに見て石神井公園散策と組み合わせると過ごしやすそうです。
Q. 雨の日でも行けますか?展示は屋内の企画展示室で開催されます。駅から徒歩の場合は15分ほど歩くため、雨の日はバス利用も候補に入れると安心です。
Q. どのタイミングで行くのがよさそう?地図の読み方を知りたい人は、7月20日(月・祝)または8月14日(金)の展示解説会に合わせるのがおすすめです。静かに見たい場合は、平日午前中が比較的落ち着きやすいと考えられます。
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一言で言うと
企画展「地図にみる練馬」は、石神井公園で“練馬の昔と今”を地図から読み直す無料展示です。 地図は、目的地へ急ぐための道具にもなりますが、立ち止まって眺めると、街の記憶そのものにもなります。 展示を見たあと、石神井公園駅までの道や、公園の池の形、住宅街の曲がり角が少しだけ新鮮に見えるかもしれません。
夏休みのおでかけ、親子の自由研究、ひとりの文化散歩。 派手ではないけれど、保存しておくとあとで効いてくる、練馬らしい企画展です。