本文へ進む

西武立川駅から180円!くるりんバスのルート・時刻表・乗り方を解説|PASMO・Suica対応

東京都 / 立川市 / 拝島線 | 更新日: 2026-10-21
西武立川駅 | 暮らし
この記事の地域情報
  • 西武立川駅
  • 東京都
  • 立川市
  • 拝島線
  • 暮らし
生成画像1

EKIRIP LOCAL LIFE GUIDE|西武立川駅

西武立川駅から、たった180円で乗れる地域バスがあります。名前は「くるりんバス」。

駅と住宅地を結び、ときには昭島駅方面へも向かう、立川市のコミュニティバスです。

しかもPASMOやSuicaが使えて、小学生は90円。未就学児なら無料です。

180円 大人・1乗車
90円 小学生
0円 未就学児

便利そうですが、時刻表を調べると少し気になることが出てきます。

同じ西武立川駅北口に、違う方向へ向かうバスが来るのです。

しかも片方は平日だけ。もう片方は昭島駅にもつながります。

なぜ、同じ駅からこんなに性格の違うバスが出ているのでしょうか。

その理由を調べていくと、西武立川という街の移動の仕組みが少し見えてきます。

情報最終確認:2026年10月21日|立川市公式案内・運行ルート・運賃情報を確認

まずは答えを先に

くるりんバスは大人180円均一・後払い方式の地域交通です。

西武立川駅周辺では、昭島駅北口方面にもつながる「西砂ルート」と、玉川上水駅方面へ向かう「砂川支線」を使えます。

ただし、砂川支線は平日のみ。西砂ルートも運行本数が限られるため、乗る前に時刻表の確認が必要です。[1]

なぜ西武立川駅から2つのルートが出ている?

生成画像1

西武立川駅は、西武拝島線の駅です。

電車なら武蔵砂川駅や拝島駅方面へ移動できます。ところが駅の北側には、西砂町や一番町などの住宅地が広がっています。

そうした地域には、鉄道駅から少し離れた場所もあります。

ここで役立つのが、くるりんバスです。

西武立川駅北口からは、主に次の2つの方向へ地域交通がつながっています。

ROUTE 01|西砂ルート
住宅地を回り、昭島駅方面にもつながる
西武立川駅北口 駅から北側の住宅地へ
松中・松中団地周辺 西砂町・一番町方面の生活圏
西砂町・西砂小学校周辺 学校や住宅地に近い停留所を経由
西武立川駅南口 駅の反対側にも立ち寄る経路
昭島駅北口 JR青梅線の駅へつながる

西砂ルートの特徴は、単純に駅と駅を最短距離で結ぶバスではないことです。

住宅地や公共施設の近くを通りながら、西武立川駅と昭島駅方面を結びます。

たとえば、西砂町の住宅地から駅へ向かう場合。あるいは西武立川駅から昭島駅北口方面へ移動したい場合に、経路と時刻が合えば選択肢になります。

ただし、停留所の順番や通過する区間は便によって確認が必要です。単純に「昭島駅まで直行するバス」と考えると、思ったより時間がかかることがあります。

ROUTE 02|砂川支線
西武立川駅から砂川地域を経由し、玉川上水駅方面へ
西武立川駅北口 西砂ルートと停留所を共用
松中周辺 北側の地域へ
武蔵砂川駅方面 砂川地域の停留所を結ぶ
玉川上水駅方面 西武拝島線・多摩都市モノレールの接続駅
上水営業所 砂川支線の発着拠点

こちらは西武線の北側を中心に運行するルートです。

立川市の公式案内では、砂川ルートの下り方向について、玉川上水駅の次が武蔵砂川駅になると説明されています。方向や停留所の順番には注意が必要です。[1]

そして大事なのが、砂川支線は平日のみの運行という点。

土日も同じ感覚で出かけると、そもそも運行していない可能性があります。

同じ180円のバスでも、使いどころは少し違うのです。

なぜ「ルート」と「支線」に分かれているの?

生成画像5

ここで、もう一つ気になることがあります。

「西砂ルート」と「砂川支線」。同じコミュニティバスなのに、どうして名前が違うのでしょう。

実は、この違いには立川市の交通網の見直しが関係しています。

くるりんバスが運行を開始したのは、2002年12月。

それ以来、地域の移動を支える交通として運行されてきましたが、ルートはずっと同じだったわけではありません。

立川市の記録によると、2016年に実証運行を開始し、2018年には西砂ルートと錦ルートを本格運行へ移行しました。

さらに2019年8月には、砂川ルートと曙ルートが支線化されています。[1]

なるほど。「支線」は単に短い路線という愛称ではなく、地域交通を再編した経緯が名前にも残っているというわけです。

さらに2022年には、西砂ルートの一部経路やダイヤも変更されました。

地域バスというと、昔から同じ道をのんびり走っている印象がありますが、実際には道路事情や利用状況に応じて見直しが続いているのです。

時刻表の確認が大切なのも、こうした交通の仕組みだからこそです。

180円は現金だけ?PASMO・Suicaでも乗れる?

生成画像4

ここは安心できるポイントです。

くるりんバスは、現金でもPASMO・Suicaでも同じ180円。

ICカードだから高くなる、現金だから安くなる、といった違いはありません。[1]

利用者 1乗車の運賃 支払い方法
大人 180円 現金・交通系IC
小学生 90円 現金・交通系IC
未就学児 無料 原則不要

大人2人と小学生2人で利用するなら、片道の合計は540円。

小さな子どもと一緒の移動では、運賃が分かりやすいのも助かります。

乗車時に払う?それとも降車時?

答えは後払いです。

2022年3月16日から運賃の支払い方式が後払いに変更されています。[1]

初めて乗ると、つい乗車時に財布を準備しがちですが、支払いは降車時です。

交通系ICカードを使う場合も、車内の案内や読み取り機の表示に従って利用しましょう。

もっと安く乗れる?実は回数券もある

生成画像3

180円でも十分手頃ですが、何度も使う人にはもう一つ選択肢があります。

くるりんバスには、90円券が12枚で1,000円という回数券があります。[1]

ここは少し計算したくなるところです。

回数券でどれくらいお得?

大人1回180円なので、90円券を2枚使うと1乗車分。

12枚あれば大人6回分に相当します。

通常運賃なら1,080円。回数券なら1,000円です。

大人6回分で80円お得という計算になります。

大きな割引ではありませんが、通院や定期的な買い物など、くるりんバスを繰り返し使う人には役立ちます。

回数券は車内のほか、立川バスの立川駅北口案内所、上水営業所で販売されています。

なお、立川市はシルバーパスや定期券をくるりんバスでは利用できないと案内しています。一般の路線バスと同じ制度がすべて適用されるわけではありません。

西武立川駅で迷わず乗るには?

生成画像2

ここまで分かると、気になるのは実際の乗り方です。

特に注意したいのは、西武立川駅北口と松中の停留所を、西砂ルートと砂川ルートが共用していること。

立川市も、乗車前に行先を確認するよう呼びかけています。[1]

  1. まず行きたい場所を決める 西砂町の住宅地なのか、昭島駅方面なのか、それとも玉川上水駅方面なのかを確認します。
  2. ルート名と行先を確認する 同じ停留所に異なる系統が来るため、バスの表示を見てから乗車しましょう。
  3. 平日・休日の運行を確認する 砂川支線は平日のみ。西砂ルートも曜日でダイヤが変わります。
  4. 支払いは降車時 現金またはPASMO・Suicaなどで支払います。小学生や割引対象者は適切な運賃になるよう確認してください。

運行本数が多い一般路線バスとは違い、くるりんバスは発車時刻を先に調べておく使い方が向いています。

「駅に行けば何かしら来るだろう」と考えるより、「この便に合わせて駅へ向かう」のがコツです。

スマホで時刻を確認

くるりんバスには「くるりんナビ」という時刻案内ページがあります。

くるりんナビでルート・停留所・時刻を確認する

最新の運休や臨時変更は、立川市・立川バスの案内も併せて確認してください。

昭島駅へ行くなら、電車とバスのどちらが便利?

西砂ルートが昭島駅北口方面へつながっていると知ると、次の疑問が浮かびます。

西武立川駅から昭島駅へ行くなら、電車よりバスがいいのでしょうか。

ここは目的によって答えが変わります。

時間を優先するなら鉄道の乗換を比較

西武立川駅から拝島駅へは西武拝島線で移動でき、拝島駅からJR青梅線に乗り換えれば昭島駅へ向かえます。

鉄道の乗換が必要ですが、バスの長い待ち時間を避けられる場合があります。

西砂町を経由したいならくるりんバス

一方、西砂町周辺の施設や住宅地に用事があるなら、西砂ルートならではの便利さがあります。

電車では直接行けない場所に停留所があるからです。

ただし、バスは各地を経由するため、昭島駅への移動時間が必ず短くなるわけではありません。

くるりんバスの価値は、電車と速さを競うことよりも、駅から少し離れた生活圏と駅を結べることにあります。

目的地が駅そのものなのか、途中の住宅地や公共施設なのか。ここを分けて考えると、交通手段を選びやすくなります。

乗る前に知っておきたい3つの注意点

1.砂川支線は土日祝日に運行しない

平日用の交通手段として考えておくのが基本です。休日のお出かけでは西武線やほかの交通手段も確認してください。

2.西砂ルートも本数に注意

運行している曜日でも、希望する時間帯に便があるとは限りません。行きの便だけでなく、帰りの時刻も確認しましょう。

3.道路状況によって遅れることがある

地域バスは道路を走る交通機関です。道路混雑や大雪・台風などの天候により、遅延する場合があります。

通院や予約のある用事では、時間に余裕を持たせると安心です。

くるりんバス|利用案内

運行地域 東京都立川市内など
対象停留所 西武立川駅北口
主な路線 西砂ルート・砂川支線
大人運賃 180円均一(1乗車)
小人運賃 小学生90円、未就学児無料
支払い 現金・PASMO・Suicaなど/後払い
運行日 西砂ルート:平日・土日休日(ダイヤが異なる)
砂川支線:平日のみ
回数券 90円券12枚で1,000円
問い合わせ 立川バス 上水営業所
042-536-0243

※2026年10月21日時点で確認できた公式情報をもとに掲載。時刻・ルート・運賃・割引制度は変更される場合があります。

180円のバスが教えてくれる、西武立川のもう一つの顔

最初は「180円で乗れる、お得なバス」という印象だった、くるりんバス。

でもルートを調べてみると、少し違う姿が見えてきました。

西砂ルートは、住宅地を通りながら昭島駅方面へ。砂川支線は、平日に砂川地域と玉川上水駅方面を結ぶ。

どちらも同じ180円ですが、役割は同じではありません。

そして、このルートの違いは、立川市が交通網を何度も見直してきた歴史にもつながっていました。

電車なら駅と駅を結びます。でも、その駅まで歩くには少し遠い場所もあります。

くるりんバスは、そんな「駅と駅の間にある暮らし」を支える交通手段です。

次に西武立川駅北口で小さな地域バスを見かけたら、行先表示を少し気にしてみてください。

そこには、電車の路線図だけでは見えない街のつながりが書かれています。

参考資料・出典

  1. 立川市「くるりんバスの運行」
    運行ルート、曜日別ダイヤ、180円・90円の運賃、後払い方式、ICカード、回数券、路線再編の経過を確認。
    https://www.city.tachikawa.lg.jp/kurashi/kotsu/1001930/1001956.html
    発行:立川市
    情報確認日:2026年10月21日
  2. 立川市くるりんバス時刻案内「くるりんナビ」
    西砂ルート・砂川支線などの時刻確認サービス。
    https://www.kururinbus.com/
    情報確認日:2026年10月21日
  3. 立川バス「バスの乗り方」
    バスの乗車方法、交通系ICカード利用時の基本案内。
    https://www.tachikawabus.co.jp/guide/
    発行:立川バス株式会社
    情報確認日:2026年10月21日

※本記事は公開されている公式資料に基づく解説です。現地乗車・実地取材を行った記事ではありません。運行時刻は改正や臨時変更があるため、ご利用当日は公式案内を確認してください。

この記事を共有
X LINE Facebook

あわせて探す

西武立川駅周辺の記事 この駅の投稿・イベント・グルメを見る 立川市の記事一覧 同じ市区町村のイベント・グルメ・おでかけ情報を見る 暮らしの記事一覧 同じジャンルのおでかけ情報を見る 新着記事一覧 西武線沿線の最新記事を見る

現地に行った人へ

この場所の感想を
この記事に投稿しませんか?

写真1枚、ひとこと感想だけでも大歓迎。混雑具合、雰囲気、入口の場所、売り切れ情報など、現地でわかったリアルな情報が、この記事に貯まり、次に行く人のヒントになります。

写真混雑具合現地の雰囲気ひとこと感想

お店・イベント・駅周辺の小さな気づきも歓迎です。

Editorial information

エキリプ編集部から

エキリプは、西武線沿線のイベント・お店・暮らしの情報を、地域とのつながりを大切にしながら届けるローカルメディアです。

記事の最終更新
2026-10-21
掲載・修正方針
公式情報や現地情報をもとに正確性の確認に努め、変更を確認した場合は随時更新します。
あなたが知っている駅チカの情報、投稿してみない? 読者投稿受付中
PUBLISHER

この記事を発行した編集部

エキリプ編集部
記事の発行者

エキリプ編集部

西武線沿線のイベント、グルメ、おでかけ、暮らしの情報を、駅を起点に分かりやすくお届けします。

編集部の他の記事を見る
エキリプ編集部の他の記事 最新12件を見る

行ってどうだった?

画像は最大4枚まで