
落語を聴いて、手品を見て、似顔絵を描いてもらって、コーヒーを100円で飲む。
なんだか商店街のお祭りのようですが、会場は駅前ビルの5階にある公民館です。
2026年11月28日(土)・29日(日)、西武池袋線・保谷駅前の「保谷駅前公民館」で第17回駅前フェスタ2026が開催されます。
フラダンス、民謡、お笑い、バンド演奏、朗読劇、マジック、落語。さらに手芸体験や子どものゲームまで。
ちょっと待ってください。公民館のイベントにしては、ずいぶん種類が多くありませんか。
しかも、これらを中心になって企画するのは、普段から公民館などで活動している地域の人たちです。
どうして駅前の公民館が、こんなににぎやかな場所になるのでしょう。
開催情報|まずはここをチェック
- イベント
- 第17回駅前フェスタ2026
- 開催日
- 2026年11月28日(土)・29日(日)
- 会場
- 保谷駅前公民館(ステアビル5階)
- 場所
- 東京都西東京市東町3-14-30
- 主な時間
- 両日10:00から展示・体験など開始。ステージは28日11:10、29日10:40から
- 内容
- 音楽・落語・演劇・マジック・ワークショップ・展示・カフェ
- 参加費
- 手の会の工作体験は無料。飲食などは有料。企画ごとの条件は公式案内を確認
- 主催関係
- 駅前フェスタ2026実行委員会・保谷駅前公民館(共催)
※2026年11月5日時点。開催内容は変更される場合があります。[1]
なぜ公民館なのに、こんなに出演者が多い?

「公民館の催し」と聞くと、講師の先生が前に立ち、参加者が話を聞く講座を想像する人もいるかもしれません。
ところが駅前フェスタは少し違います。
西東京市の案内を読むと、その仕組みが見えてきます。
このお祭りは、公民館活動団体や地域活動団体が日頃の活動成果を発表し、地域の人と交流するためのイベント。参加団体から選ばれた委員による実行委員会が企画しています。[1]
つまり、外から有名な出演者を集めることが中心ではありません。
普段は音楽を練習する人、絵を描く人、手芸を楽しむ人たちが、この日には自分たちの活動を街へ紹介する側になる。
そう考えると、ジャンルが多い理由にも納得できます。
フルートの隣にお笑いがあり、民謡の後にマジックが登場する。普通のコンサートなら不思議な組み合わせですが、地域の人たちの活動発表会なら自然なことです。
今回のキャッチコピーは「出会い ふれあい 学びあい」。第17回という名称からも、地域で続いてきた催しであることがうかがえます。ただし、毎年連続開催されてきたかなどの詳しい沿革までは、今回の公式案内では確認できません。
では、出演者だけが楽しむ発表会なのかというと、そうでもありません。
プログラムをよく見ると、観客として訪れた人も、いつの間にか参加者になれる仕掛けがあるのです。
11月28日(土)は何がある?マジックからバンドまで続く初日
まずは初日。午前中から子ども向けの遊びが始まり、11時10分から集会室でステージ発表がスタートします。
11月28日(土)ステージプログラム
| 開始時間 | 出演団体 | 内容 |
|---|---|---|
| 11:10 | 開会のあいさつ | オープニング |
| 11:20 | ホアロハ | フラダンス |
| 11:40 | 西東京フルートアンサンブル | 楽器演奏 |
| 12:00 | 竜奏会 | 民謡 |
| 12:20 | 矢ムサシ&だいすけカンパニー | お笑い |
| 12:40 | 西東京マジッククラブ | マジック・手品 |
| 13:00 | スマイルズ | 女声コーラス |
| 13:20 | うたごえソレイユ | 合唱 |
| 13:40 | 西東京朗読の会 | 朗読劇 |
| 14:00 | 休憩 | ― |
| 14:15 | hoyasis | バンド演奏 |
| 14:35 | マリーゴールド | バンド演奏 |
| 14:55 | 保谷駅前でバンドをやろう有志 | 軽音楽 |
※各時刻は開始予定時間です。終了時間や進行は当日の運営状況によって変わる可能性があります。[1]
前半はフラダンスに民謡、お笑い、手品。午後になると朗読劇を経て、最後はバンド演奏へ。
同じ集会室なのに、時間帯によって雰囲気がかなり変わりそうです。
個人的に気になるのが「保谷駅前でバンドをやろう有志」という名前。
出演者名の中に、まるで誰かを誘っているような言葉が入っています。こういう団体名に出会えるのも、地域のお祭りならではですね。
子どもは何ができる?輪投げとヨーヨー作り
ステージだけではなく、体験型の企画もあります。
第1学習室では、放課後の子どもの居場所「げんきひろば」が、お楽しみゲームを実施します。
げんきひろばのお楽しみゲーム
- 日時:11月28日(土)・29日(日)10:00〜11:30
- 内容:ペットボトル輪投げ、牛乳パックを使ったヨーヨー作り
- 対象:どなたでも
- 会場:第1学習室
身近な材料を使う遊びなので、子どもにとっても親しみやすそうです。[1]
さらに28日には、手芸団体「手の会」による英字新聞でバッグを作るワークショップもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1回目 | 13:00〜13:45 |
| 2回目 | 14:00〜14:45 |
| 定員 | 各回10人程度・先着順 |
| 参加費 | 無料 |
| 申し込み | 事前申し込み不要 |
| 年齢条件 | 小学3年生以下は、子ども1人につき保護者1人の付き添いが必要 |
新聞を読むのではなく、バッグにして持ち帰る。
紙の別の使い道を体験できる企画です。定員があるため、参加したい場合は早めに確認しておきたいところです。
29日(日)は落語も登場。なぜ初日と内容が違う?
翌29日は、また違った顔を見せます。
初日のフラダンスから始まるプログラムに対して、2日目のオープニングは「西東京しゃきしゃき体操」。
音楽の種類も、大正琴からウクレレ、男声合唱、軽音楽へと広がります。
11月29日(日)ステージプログラム
| 開始時間 | 出演団体 | 内容 |
|---|---|---|
| 10:40 | 西東京しゃきしゃき体操 | 体操 |
| 10:50 | あいさつ | ― |
| 11:00 | 大正琴クローバー、ミラージュ合同 | 大正琴 |
| 11:20 | フラソングを弾こう歌おう | ウクレレ演奏・歌 |
| 11:40 | レファ | フラダンス |
| 12:00 | 放たれ小僧 | 朗読劇 |
| 12:20 | 練馬大根一味 | 演劇 |
| 12:40 | 男声WカルテットコールJOY | 男声合唱 |
| 13:00 | ソネット&すみれコーラス | 女声合唱 |
| 13:25 | 西東京市練功十八法会 | 練功「前段」 |
| 13:45 | 休憩 | ― |
| 14:00 | あつまれ!みんなのけいおん講座 | 軽音楽関連の発表 |
| 14:30 | ロック研究会 | 軽音楽 |
| 15:00 | 交流演奏 | 「赤いスイートピー」 |
| 15:20 | 閉会あいさつ | ― |
初日と2日目で演目が異なるのは、参加団体の顔ぶれが違うためと読み取れます。ただし、出演日程をどのように決めたかは公式案内に説明がありません。[1]
そして気になるのが、15時の「交流演奏」。曲は松田聖子さんの「赤いスイートピー」です。
イベントの終盤に、参加者たちの演奏が重なる時間が設けられています。どのような編成で演奏されるのかは当日の楽しみです。
公民館の一室が寄席になる?保谷落語愛好会
29日には、集会室とは別の第1学習室で、保谷落語愛好会による落語寄席が開かれます。
保谷落語愛好会|落語寄席
11月29日(日)
開場 13:00
公演 13:30〜15:30
会場:第1学習室
※出演者別の演目や詳細な入場条件は、公式案内または公民館へご確認ください。
同じ時間帯に、別の部屋ではコーラスや音楽の発表も進んでいます。
つまり29日は、どの部屋へ行くかによって体験が変わるわけです。
一つの会場で、音楽会にも寄席にも出会える。普段の公民館の部屋が、その日だけ違う役割を持つのが面白いところです。
ステージだけじゃない。廊下や学習室にも作品がある理由

ここまで舞台での発表を紹介してきましたが、駅前フェスタには、静かに作品を眺める楽しみもあります。
第2学習室には、手話、手芸、つまみ細工、卵の殻を使った干支の置物などが並ぶ予定です。
| 参加団体 | 展示内容 |
|---|---|
| 手話サークル山茶花の会 | 手話の紹介 |
| 高橋家屋敷林保存会 | 卵殻干支置物など |
| 手の会 | 手芸作品 |
| 布あそび | つまみ細工 |
ここで少し気になるのが「高橋家屋敷林保存会」という団体名です。
屋敷林とは、家の周囲に残されてきた樹木や林のこと。地域の緑を守る活動をしている団体が、今回は卵殻干支置物などを展示します。
木々の保存活動と小さな手仕事。いかにも別々に見えるものが、同じ会場に並ぶのも地域活動の幅広さを感じさせます。
小中学生の作品は、フェスタ終了後も見られる?
さらに廊下の壁面には、地域の学校や団体の作品・活動紹介が展示されます。
参加する学校は、保谷第一小学校、東小学校、明保中学校の3校です。
こちらは少し変わった日程になっています。
廊下壁面展示
2026年11月28日(土)10:00〜12月4日(金)12:00
展示予定:
- 保谷第一小学校・東小学校の児童作品
- 明保中学校の生徒作品
- げんきひろば・ほくっとネットの活動紹介
- 1ROOM CAFE いろえんぴつの活動紹介
- 保谷クロッキー会・グループADの作品紹介
- たちばな会の生け花(12月1日まで)
※展示ごとに終了日が異なります。[1]
そう、フェスタそのものは2日間ですが、廊下の展示はその後も続くのです。
一度に多くの人が集まる2日間だけで終わらず、日常の公民館にも作品が残る。
お祭りの日と普段の日が、ここでつながっています。
コーヒー100円?2日間でカフェまで変わる

作品を見て、演奏を聴いて、少し休憩したくなったら。
第3学習室には、日替わりでカフェが登場します。
しかも担当する団体とメニューが、土曜日と日曜日で違います。
11月28日(土)|オレンジカフェ保谷駅前
営業時間は14:00〜16:00。売り切れ次第終了です。
| ドリンク | 価格 |
|---|---|
| コーヒー(ホット・アイス) | 100円 |
| オレンジジュース | 100円 |
| アップルジュース | 100円 |
| カルピス | 100円 |
どれも100円という分かりやすい価格。午後のバンド演奏の時間帯にも重なります。
11月29日(日)|1ROOM CAFE いろえんぴつ
営業時間は11:00〜15:30。ワンドリンク制です。
| ドリンク | 価格 |
|---|---|
| コーヒー(ホット) | 150円 |
| 紅茶 | 100円 |
| ほうじ茶 | 100円 |
| ココア(ホット) | 200円 |
| アイスコーヒー | 150円 |
| アイスココア | 200円 |
| りんごジュース | 100円 |
2日目はココアやほうじ茶まで加わります。
このカフェの存在も、駅前フェスタが単なる舞台発表会ではないことを物語っています。
発表する人、作品を見る人、子どもと遊ぶ人、コーヒーを飲む人。誰もが同じ過ごし方をしなくていいのです。[1]
似顔絵まで描いてもらえる?作品を見るだけで終わらない会場
もう一つ、ちょっと気になる企画があります。
保谷クロッキー会・グループADによる似顔絵です。
会場は廊下。特別な舞台や教室ではなく、通路の一角が絵を描く場所になります。
似顔絵コーナー
11月28日(土)10:00〜16:00
11月29日(日)10:00〜14:30
担当:保谷クロッキー会・グループAD
※料金や受付方法の詳細は公式ページに明記されていないため、当日確認してください。
ここがこのフェスタらしいところかもしれません。
作品を眺める側だった人が、今度は似顔絵のモデルになる。
絵を描く人にとっても、普段の制作活動とは違う交流の機会になります。
「出会い ふれあい 学びあい」という言葉が、少し具体的に見えてきました。
駅前フェスタ2026の会場・アクセス・参加前の注意点
| 項目 | 案内 |
|---|---|
| 正式名称 | 第17回駅前フェスタ2026 ~出会い ふれあい 学びあい~ |
| 日程 | 2026年11月28日(土)・29日(日) |
| 会場 | 保谷駅前公民館 |
| 住所 | 西東京市東町3丁目14番30号 ステアビル5階 |
| 最寄り駅 | 西武池袋線・保谷駅 |
| 会場構成 | 集会室、第1〜第3学習室、廊下など |
| 駐車場 | 車の場合は近隣のコインパーキングを利用 |
| 問い合わせ | 保谷駅前公民館 042-421-1125 平日9:00〜17:00 |
行く前に知っておきたいこと
- ステージの開始時刻は両日で異なります。土曜11:10、日曜10:40からです。
- 子ども向けゲームは両日10:00〜11:30です。
- 英字新聞バッグ作りは28日のみ。先着順で各回10人程度、小学3年生以下には付き添い条件があります。
- 落語寄席は29日のみ。13:00開場、13:30開始です。
- カフェは日ごとに営業時間とメニューが異なります。
- 第2学習室の29日の展示終了時刻は、市の同一ページ内で15:00と16:00の両方の記載があります。午後遅くに訪れる場合は公民館への確認がおすすめです。
最新の変更情報や参加条件については、西東京市のイベント公式ページをご確認ください。
公式チラシや参加団体の紹介を見るには?
今回の駅前フェスタについて、最も詳しい情報をまとめているのは西東京市の公式ページです。
出演団体ごとの開始時間、カフェのメニュー、ワークショップの参加条件に加え、チラシPDFも公開されています。
公式ページには、会場題字を担当した翆生会書道グループの渡部翆正さん、ポスターデザインを手がけた江田章子さん、イラストを担当した萩原育美さんも紹介されています。
実は、イベントの案内そのものにも、地域で活動する人たちの作品が使われているのです。[1]
なお、2026年の各演目を実際に収録した公式動画や、開催後のSNS投稿は、記事確認時点では紹介できる状態ではありません。過去の映像を今年の出演風景として扱うことも避けています。
駅前の公民館が、街の人たちの舞台になる2日間
最初は、少し不思議でした。
駅前の公民館で、フラダンスからマジック、落語、バンド演奏まで。どうしてこんなに違う催しが一度に開かれるのか。
その答えは、普段からこの場所で活動する人たちにありました。
演奏する人がいる。絵を描く人がいる。子どもと遊ぶ人がいる。手芸を教える人がいる。
普段はそれぞれの活動として続いているものが、11月28日・29日だけは、一つのフェスタとして同じ建物に集まります。
そして、見に来た人もワークショップに参加したり、似顔絵を描いてもらったり、カフェで過ごしたりできる。
「誰かの発表を見る場所」でありながら、「自分も何かに参加できる場所」でもある。
そう考えると、駅前ビル5階の公民館が、少し違って見えてきませんか。
いつもは目的のある人が訪れる場所が、この2日間は、まだ知らなかった活動や人に出会う入口になるのです。
出会い、ふれあい、学びあい。
今年のキャッチコピーは、プログラムの一つひとつを見ていくと、なかなか具体的な言葉だったようです。
保谷の街をもう少し歩いてみるなら
公民館の中で地域の人たちの活動を知ったら、今度は駅の周りにも目を向けてみませんか。保谷には、別の角度から街の魅力を知る話題もあります。
参考資料・情報確認先
-
西東京市|第17回駅前フェスタ2026 ~出会い ふれあい 学びあい~
発行:西東京市
公式ページ最終更新:2026年10月30日
確認日:2026年11月5日
公式情報を見る -
西東京市|公民館施設案内
発行:西東京市
確認日:2026年11月5日
施設案内を見る -
エキリプ|保谷駅周辺の地域記事
発行:エキリプ編集部
確認日:2026年11月5日
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