オープンガーデンよこぜ、見頃へ。
武甲山のふもとで“個人のお庭”が旅の目的地になる季節
横瀬駅や芦ヶ久保駅のまわりを歩いていると、ふと現れる「OPEN」の看板。そこは公園でも観光施設でもなく、庭主さんが丹精込めて育てた個人のお庭です。 「オープンガーデンよこぜ」は、バラ、クレマチス、宿根草、山野草、寺院の庭、農園の森まで、町の暮らしそのものを花で開くようなローカル企画。2026年も5月中旬から6月にかけて見頃を迎えています。
3秒でわかる要点
横瀬地区・芦ヶ久保地区に点在。個人宅、寺院、店舗、農園など、庭のタイプがかなり多彩です。
横瀬町の案内では、特に5月中旬から6月にかけて多くの人が訪れる時期とされています。
ただし個人のお庭なので、OPEN/CLOSED看板の確認、静かな鑑賞、撮影許可などのマナーが大切です。
SNSでのリアルな反応
YouTube|「今が見頃!」として紹介される横瀬の庭
動画では、花だけでなく“庭主さんがつくってきた空間”としての温度感が伝わります。観光地を回るというより、町の人の手仕事を見せてもらう感覚に近いです。
Instagram|日ごとの“咲き始め”がわかる
2025年の投稿では、庭ごとのオープン予定日や「バラがポツポツ咲き始めました」といった庭主目線の情報が紹介されています。事前に見ると、どの庭を回るか決めやすくなります。
地域メディア|“庭を開く人たち”の顔が見える
秩父経済新聞では、会員さんの協力やガイドマップ・看板のリニューアル、ナッチガーデンのバラなどが紹介されています。花の見頃だけでなく、町ぐるみで続いてきた活動として読みたくなる内容です。
基本情報
オープンガーデンよこぜ
埼玉県秩父郡横瀬町内各所
横瀬地区・芦ヶ久保地区など
5月中旬〜6月中心。庭により4月〜秋、通年で楽しめる場所もあります。
庭の鑑賞は基本無料。飲食・買い物・周辺体験は別途実費です。
横瀬町観光協会
TEL:0494-25-0450
西武秩父線「横瀬駅」「芦ヶ久保駅」周辺から各庭へ。点在型なので、ガイドマップ確認がおすすめです。
詳細情報
オープンガーデンよこぜの面白さは、ひとつの大きな会場に行くイベントではなく、町のあちこちにある庭を“点でめぐる”ところにあります。 公式ガイドでは、中郷、宇根、川東、川西、根古屋、芦ヶ久保、苅米の各地区に公開ガーデンがあり、横瀬駅の看板まわりも会員の皆さんが手がけていると紹介されています。
飯田泰子さんの庭では、バラ75種、クレマチス45種が紹介されています。
小松沢レジャー農園では、春のミツバツツジ300本やハイキングコースが見どころです。
逸見昭さんの庭では、ゼラニウムが30年以上続いていると紹介されています。
一覧にできる見どころ・買えるもの
| 項目 | 内容 | 価格・目安 |
|---|---|---|
| 庭の鑑賞 | OPEN看板が出ている会員のお庭を見学。個人宅も含まれるためマナー重視。 | 基本無料 |
| 自家製ハチミツ | 芦ヶ久保地区の赤岩治志さんの庭では、自家製ハチミツの販売があると公式ガイドに掲載。 | 価格は現地確認 |
| そば処 紡 tsumugi | オープンガーデン参加スポットでもある飲食店。手打ちそば・うどんを楽しめます。 | 1,000円前後 |
| 小松沢レジャー農園 | 農園隣接の山に花木を植栽。1周30分の散策や森林浴、季節の農園体験も楽しめる施設。 | 庭散策は内容により確認。体験は別途有料 |
| 周辺ランチ・カフェ | 横瀬駅周辺、芦ヶ久保方面にはそば、食堂、カフェなども点在。 | 大人1人 1,000〜1,800円目安 |
横瀬駅から近い順で見る
オープンガーデンよこぜ 21スポット早見表
「どこから回ればいい?」が一番迷いやすいので、横瀬駅を起点に、駅周辺から芦ヶ久保方面へ向かうイメージで並べました。 exactな徒歩距離順ではなく、公式マップ上の地区・位置関係をもとにした“回りやすい順”の目安です。
横瀬駅|駅前のオープンガーデン看板まわり
会員の皆さんが手がけている、オープンガーデンよこぜの玄関口的スポット。横瀬駅に着いたら、まずここで「町全体で庭めぐりをしている」雰囲気を感じられます。
そば処 紡 tsumugi|木暮日子さん
店舗駐車場のまわりを活かした小さな庭。華やかさを押し出すというより、早春から秋にかけて咲く草花と、お店のあたたかい空気を一緒に楽しむ場所です。
江原寛さん
鉢栽培が中心で、雪割草や節分草から始まり、年間を通して花が咲く庭。派手な大庭園というより、鉢ごとの小さな季節を見つける楽しさがあります。
八木原農園|八木千恵さん・優子さん
福寿草、黄花・白花・桃花のいかり草、バラ、盛夏の大輪の百合など、四季の草花が家のまわりに咲く“田舎の庭そのもの”の雰囲気。自然体の庭が好きな人に向いています。
東林寺|平塚一寛さん
武甲山を借景にした枯山水庭園。紅葉で彩られる時期は特に見応えがあり、花の庭とは違う、静かで凛とした時間を味わえます。
飯田泰子さん
バラ、クレマチス、宿根草がナチュラルに調和する庭。バラは75種、クレマチスは45種あり、5月には次々とリレーするように咲くのが魅力です。
町田久子さん
DIYのモルタル造形で、草花をより引き立てるステージを作っている庭。絵本の中の小さな庭のような雰囲気で、写真映えも期待できます。
神田恵子さん|key-garden
お気に入りのバラ、クレマチス、宿根草を集めた小さな庭。手作りの門柱や、夫婦で作ったモルタル造形壁に花が重なる“シーンづくり”が魅力です。
加藤常夫さん・加藤愛子さん
四季折々の山野草、昔からの樹木の木陰、宿根草、多年草、一年草を一年を通して楽しむ庭。秋にはモミジの紅葉も色鮮やかになり、札所参りの途中にも立ち寄りやすい雰囲気です。
札所10番 大慈寺|斉藤雄大さん
四季の境内庭園。3月中旬頃には、秩父地域固有の珍しい桜「武甲豆桜」が小さく可愛く咲くと紹介されています。寺院の落ち着きと花を一緒に楽しめる場所です。
本橋秀子さん
春は桜やこぶしなどが次々に咲き、畑との境にはバラと宿根草の自然な小道。いつでも何か花が咲くように心がけられている、やさしい雰囲気の庭です。
札所七番 法長寺|町田和敬さん
観音巡礼の寺でありながら、誰でも立ち寄れる開かれた庭。サルスベリ、梅の古木、台杉、武甲山の生川から出る紫雲石など、植物と石の景色が印象的です。
赤岩さゆみさん
花木と季節の花を組み合わせた、フリースタイルの手作りガーデン。春夏秋冬、花が絶えないように工夫されていて、季節ごとの変化を楽しめます。
有限会社ミヤコウ|宮原照男さん
「冷やせ!彩の国」コンクールでアイデア賞を受賞した、ペットボトルを使ったプランター類が特徴。モッコウバラの時期には、秩父の祭りの山車の笠鉾のような風景になると紹介されています。
小松沢レジャー農園
農園隣接の山に花木を植栽し、1周30分のハイキングコースを整備。春のミツバツツジ300本、樹齢80年の3尺藤、1500本のモミジなど、数字で見ても迫力のあるスポットです。
黒沢光代さん
春夏秋冬、季節に合った花と緑、オブジェを組み合わせた庭。植物だけでなく、庭全体を“眺める空間”として楽しめるのがポイントです。
逸見昭さん
家の周りのほとんどが花壇、植木、宿根草。ゼラニウムは30年以上続けていると紹介され、道路に面した畑にもダリア、アメジストセージ、百日草、菊などが植えられています。
引間良文さん
県立武甲自然公園内にある、景色の良い場所の庭。前庭は菜園、裏庭に花壇があり、景観に合った庭づくりを目指しているスポットです。
村越道子さん
山あいの手作りガーデン。バラの咲く頃に訪れると、バラの香りに包まれて憩いの時間を過ごせます。横瀬駅周辺とは少し違う、山の空気が濃い庭です。
赤岩治志さん
本格的な石組造りの庭園。大野峠へのハイカーも大きな岩を見て足を止めるほどの存在感があります。自家製ハチミツの販売があるのも特徴です。
赤岩芳江さん
山あいの自然を背景に咲くローズガーデン。バラ、クレマチス、宿根草を育て、手づくりのテラスで一服する時間が癒しになりそうな庭です。バラの開花時、例年5月中旬〜6月上旬のみのオープンと紹介されています。
行ったらいくらかかる
鑑賞自体は基本無料なので、実際にお金がかかるのは「ランチ」「お茶」「買い物」「周辺体験」です。 ここでは横瀬駅〜芦ヶ久保方面をゆっくり回り、そばランチと小さなお土産を入れた日帰りモデルで考えます。
子ども連れの場合は、長時間歩き回るより「駅近くの庭+ランチ+1カ所だけ芦ヶ久保方面」の半日コースが現実的です。
行ったらいくらかかる電卓
[ekirip-cost type="event" full_adult="2500" full_child="1300" half_adult="1000" half_child="600"]話題になっている理由
“施設に行く”のではなく、“暮らしの中の美しい場所を見せてもらう”体験。ここに横瀬らしさがあります。
花そのものに加えて、背景に山が入るのが横瀬の魅力。写真を撮るだけでも満足度が高いです。
モルタル造形、手づくりのテラス、石組み、長年育てた花。きれいなだけでなく“物語のある庭”です。
現地感レビュー
横瀬のオープンガーデンは、派手なイベントというより、町を歩く速度が少しだけゆっくりになる企画です。 観光地の入口でチケットを買って入るのではなく、道端の看板を見つけて、静かに庭へ入らせてもらう。花の名前を知らなくても、門柱の横に伸びるバラ、軒先の鉢、武甲山へ抜ける視界だけで十分楽しいです。
特にいいのは、庭ごとに“性格”が違うところ。ローズガーデン、枯山水、寺院の庭、農園の散策路、DIYのモルタル造形。1カ所で満腹になるというより、2カ所、3カ所とめぐるたびに町の印象が少しずつ立体的になります。
こんな人におすすめ
バラ、クレマチス、宿根草、山野草など、庭ごとの工夫を見比べる楽しさがあります。
駅周辺だけでなく、芦ヶ久保方面まで含めて“町歩きの目的”ができます。
花単体だけでなく、武甲山、石垣、手づくりの小屋、寺院の参道など背景が豊かです。
無料中心で楽しめるため、短時間の花散歩にも向いています。ただし個人宅なので子どもの行動には注意を。
鑑賞は基本無料。ランチやお土産だけ予算を決めれば、かなりコスパのよい日帰りになります。
観光施設では味わえない、生活と景色が近いローカル体験です。
このニュースを575にしてみた
このニュースを歌にしてみた
※上記の歌詞の歌が聴けます(笑)
このニュースの雰囲気を曲と共にお楽しみください。
OPENの札が 風に揺れて
小道の先に 花が待つ
誰かの暮らしの ひとすみが
今日だけ 旅の景色になる
よこぜ よこぜ
武甲の山に 見守られ
薔薇と草花 手を振って
歩く心も ゆっくり開く
石の庭にも お寺にも
小さな鉢にも 物語
写真に残る 色よりも
庭主さんの 時間が香る
よこぜ よこぜ
五月の光 六月の風
きれいだけじゃない あたたかさ
また来る理由を ひとつもらった
お土産ひとつ そばをひと口
花の名前を 覚えたら
いつもの町が 少しだけ
やさしい場所に 変わってた
よこぜ よこぜ
武甲の山に 見守られ
薔薇と草花 手を振って
歩く心も ゆっくり開く
A song by ekirip
駅との相性/街目線
横瀬駅との相性
横瀬駅は、町歩き型のオープンガーデンと相性がかなり良い駅です。ガイドマップを見ると、横瀬駅周辺から横瀬町役場、寺坂棚田、札所10番大慈寺方面まで、複数の見どころが点在しています。 電車で来ても、まず駅周辺を歩くだけで“花の町に来た感”が出やすいです。
芦ヶ久保駅との相性
芦ヶ久保方面は、山あいの空気が濃くなります。村越道子さんの山あいの手作りガーデン、赤岩治志さんの石組み庭園、赤岩芳江さんのローズガーデンなど、自然背景と庭が一体になる雰囲気。 芦ヶ久保駅周辺の散策や道の駅果樹公園あしがくぼと合わせると、半日旅としてまとまりやすいです。
行く前に知っておきたいこと
| チェック項目 | ポイント |
|---|---|
| OPEN/CLOSED看板 | 開園中は「OPEN」、閉園時は「CLOSED」の看板が出ます。CLOSEDの時は見学しないようにしましょう。 |
| 個人宅の庭であること | 大声での会話、家やトイレなどプライベートな場所への立ち入りは避けましょう。 |
| 撮影マナー | 庭主さんや他の来場者が写り込む場合、SNS投稿する場合は配慮・確認を。庭によっては撮影ルールがある可能性があります。 |
| 駐車場 | 庭ごとに1台、3台、4台、なしなど差があります。車の場合は公式ガイドで駐車場情報を確認してください。 |
| 歩きやすい靴 | 庭、坂道、山あいの散策路などがあるため、歩きやすい靴がおすすめです。 |
| 最新情報 | 花の見頃・公開日は庭ごとに変わります。出発前に公式サイトの更新情報を確認しましょう。 |
Q&A
A. 庭の鑑賞は基本無料です。ただし飲食、買い物、周辺施設の体験は別途実費がかかります。
A. 2026年は5月中旬から6月にかけて見頃の案内が出ています。庭によっては4月〜秋、通年で楽しめる場所もあります。
A. 行けます。ただし個人宅の庭が多いため、走り回らない、花に触れない、大声を出さないなどの配慮が必要です。
A. 複数の庭を広く回るなら車が便利ですが、駐車場が少ない庭もあります。駅周辺だけ楽しむなら電車+徒歩でも十分楽しめます。
A. 半日なら2〜4カ所、1日ならランチを挟んで5〜7カ所程度が目安です。庭ごとの距離があるため、詰め込みすぎない方が楽しめます。
一言で言うとこのニュースは
最後記事の総括
オープンガーデンよこぜは、派手な音楽や大きなゲートがあるイベントではありません。 けれど、だからこそ残るものがあります。庭主さんが毎日少しずつ整えた花、武甲山のふもとを抜ける風、駅から歩いて見つけるOPENの看板。
きれいな花を見に行く、というより、横瀬の人たちが育ててきた季節を見せてもらう旅。 5月と6月の横瀬は、いつもの町が少しだけ特別に見える季節です。