
フラダンスの次に和太鼓。華やかなダンスに続いて、今度は武道。そして公園の中では、踊り手たちがパレードで進んでいく。
国分寺まつりのステージとパレードは、なかなかに自由な組み合わせです。
音楽フェスなら音楽、ダンス大会ならダンス。ところが、このお祭りはジャンルが一つに決まっていません。
なぜ、これほど違う出演者が同じ場所に集まるのでしょうか。
その手掛かりは、国分寺まつりが掲げる「ひろげよう市民の輪」というテーマにあります。舞台に立つ人だけでなく、街で活動するさまざまな人が主役になる。それが、この催しの面白さです。[1]
2026年は17団体がステージ参加の公開抽選で選ばれました。さらにパレードも開催予定です。
出演団体の顔ぶれと、過去の演目の特徴を手掛かりに、今年のステージとパレードをどのように楽しめるのか、一緒に見ていきましょう。
2026年11月1日(日)9:30〜15:30、都立武蔵国分寺公園で「第43回国分寺まつり」が開催されます。荒天中止です。
2026年10月19日時点では、出演団体の抽選結果は公開されていますが、個別の出演時刻やパレードの開始時刻・経路は確認できていません。
国分寺市は、10月30日(金)から地域情報アプリ「ぶんじch」でパンフレットを公開予定と案内しています。[1]
この記事の目次
- なぜ、出演ジャンルがこれほど多彩なの?
- 2026年のステージ参加17団体
- 何を見ればもっと楽しめる?注目演目の見方
- パレードは何が違う?
- 佐渡の鬼太鼓が国分寺にやって来る理由
- 2026年の時間割と観覧のコツ
- 開催情報・アクセス・注意事項
なぜ、国分寺まつりのステージはこれほど多彩なの?

2026年のステージ参加団体を見ると、ダンス、フラダンス、ベリーダンス、和太鼓、合気道など、さまざまな分野の団体名が並んでいます。
同じステージなのに、踊りだけでなく武道まで登場する。
舞台のジャンルを一つに絞らない理由を考えると、国分寺まつりの性格が見えてきます。
出演者を見れば、街で行われている活動が見えてくる
国分寺まつりは、市民まつり、商工まつり、農業祭などが集まる市内最大のイベントです。
そのテーマは「ひろげよう市民の輪」。地域産業と市民生活の関わりを深めることを目的にしています。[1]
つまり、特定のジャンルの全国トップクラスを競う大会ではありません。
市民のさまざまな活動が、一つの公園でお披露目される日なのです。
普段は別々のスタジオや道場などで活動している人たちが、同じ観客の前に登場する。観客にとっても、知らなかった活動と出会える機会になります。
ところで、今年の出演団体はどのように決まったのでしょう。
2026年の参加団体は公開抽選で選ばれた
2026年8月13日に、ステージ参加団体の公開抽選が行われました。
当選したのは17団体。さらに補欠として9団体が選ばれています。[2]
ここで一つ大事なのが、抽選結果に記載された番号は出演順ではないということです。
「1番だから朝一番の出演」と思って予定を立てると、まったく違う時間に着いてしまうかもしれません。
舞台の出演順と、参加団体を決める抽選順は別の話。時間割は正式なプログラムで確認する必要があります。
2026年のステージ参加17団体を紹介

では、今年はどんな団体が登場するのでしょうか。
国分寺市が発表したステージ抽選結果をもとに、当選した17団体を整理しました。ここにある番号は抽選結果の番号であり、出演順ではありません。[2]
| 番号 | 団体名 | 名前から分かる分野・注目点 |
|---|---|---|
| 1 | 昭道館合気道連盟 東京道場 | 合気道・武道 |
| 2 | Dance studio R | ダンス |
| 3 | カクタスダンススクール | ダンス |
| 4 | TOMOALOHA フラスタジオ | フラダンス |
| 5 | Orange Poodle | 演目ジャンルは要確認 |
| 6 | ARISAクラス | 演目ジャンルは要確認 |
| 7 | The star | 演目ジャンルは要確認 |
| 8 | TIPNESS国分寺店ベリーダンスクラス | ベリーダンス |
| 9 | 玉田光子モダンダンス教室 | モダンダンス |
| 10 | 子どもフラダンス | 子どもたちのフラダンス |
| 11 | ハーラウ フラ オ プアエナ | フラダンス |
| 12 | DFK Kids | 個別演目は要確認 |
| 13 | キッズストリートダンススクール虹伝 | キッズストリートダンス |
| 14 | 多摩明誠会 | 演目ジャンルは要確認 |
| 15 | ベリーダンススタジオ・アルワーハ | ベリーダンス |
| 16 | 和太鼓 樂 | 和太鼓 |
| 17 | スポーツクラブ&サウナスパ ルネサンス西国分寺24 | 演目内容は要確認 |
※団体名の表記は公開された抽選結果に基づきます。第三列は団体名から読み取れる分野を中心に整理したもので、2026年当日の曲目・振付・実演内容の確定情報ではありません。出演団体や内容は変更となる場合があります。
こうして並べると、今年はダンス関連の団体が多いことが分かります。
ただし、ダンスと一言でまとめるのは少しもったいないところです。
フラダンス、ベリーダンス、モダンダンス、ストリートダンス。どれも踊りですが、何を見せることに重きを置いているのかは異なります。
違いを知っておけば、知らない団体のステージもずっと面白くなります。
ただ見るだけではもったいない。注目演目の楽しみ方

出演団体の顔ぶれから、今年のステージを楽しむための予習をしてみましょう。
ここで紹介するのは、それぞれの分野に共通する見どころです。実際の披露内容は正式なプログラムで確認してください。
ゆったり踊っているようで、手の動きに意味がある
フラはハワイの伝統的な踊り。歌や物語の内容を、手の動きや身体の表現で伝えることが大きな特徴です。
注目したいのは、指先と視線、そして音楽とのつながり。波や風、自然、人への思いなどを表す動きがあります。
何を表現しているのか想像しながら見ると、単なる振付とは違う楽しさが見えてきます。
体の一部分だけが動く?その動きに注目
ベリーダンスは、中東などにルーツを持つ踊りです。
腰や胸、肩など、身体の部位を細かく使い分ける動きが特徴の一つ。全身を大きく動かすだけではない、繊細なコントロールにも注目です。
同じダンスでも、身体のどこを主役にするかで、見え方が大きく変わります。
動きをそろえる瞬間と、個性が出る瞬間
ストリートダンスでは、リズムの取り方、身体の止め方、踊る人同士のタイミングなどが見どころです。
複数人で踊るときは、全員の動きが一つになる瞬間に注目してみましょう。
反対に、一人ひとりの動きに個性が現れる場面も楽しめます。音楽のどこで動きが切り替わるかを見るのもおすすめです。
きれいにそろえるだけが、ダンスではない
モダンダンスは、伝統的な舞踊の形式にとらわれず、身体を使った自由な表現を追求してきた分野です。
床との距離、姿勢の変化、動きの強弱などに注目すると、身体そのもので何かを表現していることが伝わりやすくなります。
「今の動きは何を表しているのだろう」と考える余白も、楽しさの一部です。
力比べではない。相手との距離に注目
合気道は、相手との間合い、身体の方向、バランスなどを重視する日本の武道です。
演武が行われる場合は、技をかける側だけでなく、受ける側の動きにも注目してみてください。
相手との位置関係が変わることで、技の流れが生まれます。激しさだけでは分からない、身体の使い方を見る機会になります。
太鼓は耳だけでなく、身体の動きも見る
和太鼓の演奏では、打つ音の強弱だけでなく、打ち手の姿勢や腕の動き、複数人のリズムの重なりにも注目です。
同じ拍子を繰り返す場面でも、音が重なることで迫力が変化します。
遠くから聞こえる太鼓の音に引かれて、思わず足を止めてしまう。そんな楽しみ方も野外イベントならではです。
ここまでのステージは、基本的に観客が一つの場所を見つめる形です。
ところが、国分寺まつりにはもう一つ、人の動きが主役になる催しがあります。
パレードです。
パレードはステージと何が違う?

ステージは、演じる人が舞台に立ち、観客がその姿を見ます。
一方、パレードでは出演者自身が移動します。会場の中を進みながら、踊りや音楽などを披露することができるのです。
同じ踊りでも、正面から見る舞台と、目の前を通り過ぎるパレードでは印象が違います。
2025年は阿波踊りなどの団体が登場
2025年の第42回国分寺まつりでは、市民舞連盟や阿波踊り団体、ダンスグループなどが公園内でパレードを行いました。
前年の紹介資料では、パレードは12時30分から案内されていました。[3]
ただし、これは2025年の実績です。2026年も12時30分から始まると決まったわけではありません。
今年の開催は市の公式案内に記載されていますが、出演団体や移動経路、時刻は当年の正式プログラムで確認する必要があります。
阿波踊りは、歩くことと踊ることが一体になる
阿波踊りは徳島県を代表する伝統芸能で、集団を「連(れん)」と呼びます。
笛や三味線、鉦(かね)、太鼓などのお囃子に合わせて踊り進むのが特徴です。
踊り手の姿だけでなく、音の方向や隊列全体の動きを見ると、パレードならではの面白さが分かります。
特に注目したいのは、踊りが進むにつれて観客からの見え方が変わること。
一瞬で通り過ぎるからこそ、音が近づき、目の前で身体の動きが見え、やがて遠ざかっていく時間そのものが演出になります。
開始時刻、終了時刻、出演団体、パレード経路の4点を確認しましょう。
前年と同じ位置・順路で行われるとは限りません。観覧場所は会場マップと現地の案内に従って選んでください。
佐渡の鬼太鼓が、なぜ東京・国分寺の祭りに登場するの?
ここまでに登場したのは、主に市民の活動です。
ところが、過去の国分寺まつりのプログラムには、少し違う土地の名前が出てきます。
新潟県・佐渡。
2025年のステージでは、佐渡の鬼太鼓や民謡などの郷土芸能が披露されました。[4]
なぜ、東京の国分寺市のお祭りで佐渡の芸能が見られるのでしょうか。
理由は、国分寺市と佐渡市の姉妹都市関係
国分寺市と佐渡市は姉妹都市です。
国分寺まつりでは、佐渡市の物産販売や郷土芸能などを通して交流が行われてきました。
つまり、遠くの観光地から突然ゲストが来ているというより、都市同士の交流が祭りの舞台にも現れているのです。
国分寺まつりで佐渡の名前を見かけたら、その後ろには二つの地域のつながりがあります。
鬼太鼓は、ただの太鼓演奏ではない
佐渡の鬼太鼓は「おんでこ」とも呼ばれ、鬼の面を着けた踊り手などが太鼓の音に合わせて舞う郷土芸能です。
佐渡島内には地域ごとに異なる形が受け継がれています。鬼の舞い方や音楽、登場する役などにも違いがあります。
ここが面白いところです。
「鬼の面」と聞くと怖そうな印象もありますが、地域の祭礼の中で受け継がれてきた芸能であり、単なる怖い鬼のショーではありません。
面の表情、太鼓の間合い、舞い手の身体の動き。そこには、その地域が育んできた文化があります。
2025年には河原田地域の鬼太鼓グループが参加した記録も残されています。[4]
なお、2026年の市公式案内では佐渡市の物産販売が紹介されていますが、今年の鬼太鼓の出演団体や演奏時刻までは確認できていません。
今年も過去と同じ演目が見られると決めつけず、正式プログラムを確認してください。
国分寺まつりの「市民の輪」は、市内だけに閉じたものではない。佐渡の郷土芸能を知ると、その広がりにも気付けます。
2026年のステージ時間割は?いつ行くのがおすすめ?

さて、出演団体の顔ぶれや演目の特徴が分かってくると、次に気になるのは時間です。
見たい演目が重ならないか。パレードも見られるのか。途中で屋台にも立ち寄れるのか。
一日にたくさんの催しがあるからこそ、時間の確認が重要になります。
10月19日時点の確認状況
| 項目 | 2026年の状況 |
|---|---|
| 開催日 | 11月1日(日)確定 |
| 全体開催時間 | 9:30〜15:30 |
| ステージ参加団体 | 抽選当選17団体を公表 |
| 出演順 | 正式な時間割は未確認 |
| 各団体の出演時刻 | 未確認 |
| パレード | 開催予定 |
| パレード開始時刻 | 未確認 |
| パレード経路 | 未確認 |
| パンフレット公開 | 10月30日(金)予定 |
正式な時間割を確認したい場合は、国分寺市の第43回国分寺まつり公式ページを確認してください。
市は地域情報アプリ「ぶんじch」で10月30日からパンフレットを公開すると案内しています。[1]
どう回れば楽しめる?おすすめの3ステップ
時間割が公開されたら、次の順で予定を決めるのがおすすめです。
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まず「絶対に見たい出演」を一つ選ぶ
和太鼓、フラダンス、キッズダンスなど、気になる団体を一つ決めましょう。その出演時刻を基準にすると予定が立てやすくなります。
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パレードの時刻と場所を確認する
ステージとパレードの時間が近い場合は、移動の余裕を確保しましょう。会場内の通路が混雑することも考えて、開始直前の移動は避けたいところです。
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空いた時間に模擬店・農業祭・物産展を楽しむ
食べ物や買い物は、観覧の合間に組み込むと無理なく楽しめます。売り切れや早期終了の可能性がある催しは、別途確認しましょう。
小さな子どもと一緒なら、全部を見ようとしなくても大丈夫
前回の2025年は、推計で延べ約9万人が来場しました。[5]
大勢の来場者が集まるイベントでは、トイレ、飲み物、休憩の時間も大切です。
特にパレードを見たい場合は、通路をふさがず、子どもが安全に見られる場所を選びましょう。
肩車や大きな荷物など、周囲の視界や通行に影響する行動にも気を配りたいところです。
ステージを一つ見て、少し食べて、パレードを見る。そんな過ごし方でも、十分にお祭りの雰囲気を味わえます。
国分寺まつり2026|開催情報と会場アクセス
042-312-8610
開催概要:国分寺市公式案内。駅からの徒歩時間:国分寺市・東京都公園案内。[1][6]
西武線で行くなら国分寺駅から歩ける
西武国分寺線・多摩湖線を利用する人は、国分寺駅がアクセスの起点になります。
国分寺駅南口から会場までは徒歩約10分。JR西国分寺駅南口からは徒歩約7分です。
駅名だけを見ると「西国分寺まで乗り換えないといけないのかな」と思うかもしれませんが、国分寺駅からも徒歩でアクセスできます。[6]
当日は周辺道路で交通規制あり
2026年11月1日は、会場周辺で午前9時から午後3時50分まで交通規制が予定されています。
会場北側道路の通行規制、東側道路の通行止めが案内されています。
また、ぶんバスの万葉・けやきルートでは「郵政宿舎前」「武蔵国分寺公園東」が休止となる予定です。バスを利用する場合は、当日の運行案内を確認してください。[1]
会場内は終日禁煙です。ごみは購入したお店へ返却するか、持ち帰りましょう。
公園内への自転車の乗り入れ、来場者によるテント設営、ドローンなどの飛行は禁止されています。
パレードの動線や緊急車両の通路をふさがず、スタッフの案内に従って観覧してください。[1]
国分寺まつりの主役は、特別なゲストだけではない

フラダンスの次に和太鼓。その次に武道やストリートダンスが登場するかもしれない。
最初は、少し不思議な組み合わせに見えた国分寺まつりのステージ。
でも、出演団体の顔ぶれと「ひろげよう市民の輪」というテーマを知ると、違った姿が見えてきます。
それぞれの団体が、普段から別々の場所で活動している。その活動が、年に一度の祭りで同じ舞台に集まる。
パレードでは、その表現がステージから飛び出し、観客の目の前を進んでいく。
さらに佐渡の郷土芸能に目を向ければ、輪は国分寺市の外へも広がっています。
ステージに並ぶのは、単にバラバラな演目ではなく、街の中にある多様な活動なのです。
今年は、知っている団体だけでなく、名前を初めて聞く団体の演技にも少し足を止めてみてください。
それまで知らなかった、国分寺の日常の一部分が見つかるかもしれません。
参考資料・情報確認先
本記事は2026年10月19日に公開情報を確認して作成しています。開催前の記事のため、出演順・演目・パレード経路などは今後変更・追加される可能性があります。
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国分寺市|第43回国分寺まつり(令和8年度)
開催日、会場、テーマ、交通規制、禁止事項、パンフレットの公開予定。
国分寺市公式ページ
確認日:2026年10月19日 -
国分寺市|第43回国分寺まつりステージ参加抽選結果
ステージ当選団体の情報。市の文化・歴史ページから掲載先を確認。出演団体一覧は公開結果を引用した地域記事とも照合しました。
国分寺市・抽選結果ページ
ちばスタイル|第43回国分寺まつりの出演団体一覧
確認日:2026年10月19日 -
TAMA ebooks|第42回国分寺まつり(2025年)
2025年のステージ演目、パレード開始時刻・参加分野。
2025年プログラムの紹介記事
確認日:2026年10月19日 -
首都圏佐渡連合会|第42回「国分寺まつり」開催
2025年の佐渡市の郷土芸能参加記録。
2025年11月3日付の記録
確認日:2026年10月19日 -
国分寺市|第43回国分寺まつりの開催決定
前回2025年の推計延べ来場者数、2026年の開催決定情報。
国分寺市公式ページ
確認日:2026年10月19日 -
東京都公園協会|武蔵国分寺公園
所在地、最寄り駅からのアクセス、駐車場などの施設情報。
公園公式案内
確認日:2026年10月19日
編集注:2026年の出演時刻・詳細演目・パレード経路を確認できない段階で、前年の時間割や演目を今年の確定情報として掲載することは避けています。演目の特徴を解説した箇所は、一般的な芸能・舞踊の理解を助けるための説明であり、2026年の具体的な出演内容を保証するものではありません。