
子どもと遊びたい。でも、毎回お金を使うわけにもいかない。
雨の日。暑すぎる日。公園へ行ったけれど、思ったより早く帰ってきた日。
「さて、次はどこへ行こう」
そんなとき、東大和市の施設案内を見てみると、ちょっと不思議なことに気づきます。
児童館、子育てひろば、保育園の園庭開放、図書館。
子どもが過ごせる場所が、思った以上にたくさんあるのです。
しかも、児童館は市内に6か所。すべての児童館で乳幼児親子向けの「子育てひろば」も実施しています。[1][2]
それなら、どうして子どもとのお出かけ先に困ることがあるのでしょう。
手掛かりは、施設の数ではなく、それぞれの場所で何ができるかという違いにありました。
情報確認日:2026年10月26日
小学生なら児童館、乳幼児と保護者なら子育てひろば、静かに過ごすなら図書館を最初の候補にするのがおすすめです。
児童館の通常利用や図書館での閲覧は無料で利用でき、子育てひろばも親子の交流・遊びの場として設けられています。ただし、施設によって対象者や登録、予約の条件が異なり、個別のイベント・サービスには別の条件が付く場合があります。
特に玉川上水駅周辺は、児童館と図書館を近い場所で使い分けやすいエリアです。
児童館は「小学生の遊び場」だけじゃない?

まず気になるのは、児童館という名前です。
小学生が放課後に遊ぶところ。そんなイメージがありませんか。
実際、東大和市の児童館では卓球やボール遊び、将棋、ボードゲームなどが楽しめます。季節の行事や工作教室なども行われています。[1]
ところが、市の案内をよく読むと、対象は0歳から18歳未満となっています。
0歳。
まだ卓球のラケットを握れない年齢から、利用できる場所だったのです。
もちろん、乳幼児は保護者の付き添いが必要です。市内の児童館には乳幼児親子向けの子育てひろばがあり、おもちゃや絵本を使った遊び、親子同士の交流などができます。[2]
つまり、児童館は「小学生になったら使う施設」と考えると、利用できる期間をずいぶん短く見積もってしまいます。
赤ちゃんとの外出から、小学生の放課後まで。
年齢によって遊び方が変わっても、同じ地域の施設を使い続けられる仕組みなのです。
ただし、年齢によって帰る時間が違う
ここには、もう一つ見落としやすい点があります。
児童館の施設案内には「午前10時から午後6時」と書かれていますが、子どもの年齢によって通常の遊びの終了時間は異なります。
| 利用する子ども | 通常の利用時間 |
|---|---|
| 乳幼児と保護者 | 10:00〜18:00 |
| 小学生 | 10:00〜17:00 |
| 中学生以上18歳未満 | 10:00〜18:00 |
東大和市の児童館利用案内による通常時間。行事や清掃などで変更される場合があります。[1]
小学生は午後5時まで。この違いを知っておくと、夕方のお出かけで慌てずに済みます。
玉川上水駅の近くには、遊ぶ場所が二つある?

では、実際にどこを使えばよいのでしょう。
西武拝島線沿線で考えるなら、まず覚えておきたいのが玉川上水駅周辺です。
ここには「さくらがおか児童館」があります。
駅から徒歩約7分。施設内には、体を動かせるプレイルームと、カードゲームやパズルなどを楽しめる部屋があります。乳幼児親子向けのキッズルームも設けられています。[3]
体を動かしたい子も、じっくり遊びたい子もいる。
子どもが何をしたいかによって、室内でも過ごし方を変えられるのがポイントです。
そして、ここからが少し面白いところ。
さくらがおか児童館の所在地は、東大和市桜が丘3丁目44番13号。
実は、桜が丘図書館も同じ住所にあります。[4]
遊ぶ場所と、本を読む場所。
二つの選択肢が、同じ市民センターに入っているわけです。
児童館では体を動かし、図書館では本を選ぶ。そんな使い分けも考えられます。
「子どもをどこへ連れていくか」と考えていたのに、実際には「今日は何をして過ごしたいか」で選べるのです。
所在地:東大和市桜が丘3-44-13(桜が丘市民センター内)
最寄駅:玉川上水駅から徒歩約7分
通常開館:月〜土曜日 10:00〜18:00
休館:日曜・祝日・12月28日〜1月3日・清掃日
電話:042-567-2237
特徴:プレイルーム、ボードゲーム、乳幼児向けキッズルームなど
東大和市公式の施設案内を見る →所在地:東大和市桜が丘3-44-13
最寄駅:玉川上水駅から徒歩約5分
開館時間:火〜金曜日 10:00〜19:00、土・日曜・祝日 10:00〜17:00
休館:月曜・第3木曜・祝日の翌日・年末年始・特別資料整理期間など
電話:042-567-2231
特徴:本の閲覧・貸出、親子での読書
東大和市公式の施設案内を見る →ただし、児童館と図書館は休館日が異なります。特に日曜日は図書館が利用できても児童館は原則休館です。
同じ建物だからこそ、両方開いていると思い込まないことが大切です。
「子育てひろば」は、遊ぶだけの場所ではない?

児童館に乳幼児も行けることは分かりました。
では、わざわざ「子育てひろば」という名前が付いているのはなぜでしょう。
それは、子どもが遊ぶだけでなく、子育て中の保護者が人とつながれる場所でもあるからです。
東大和市の案内では、子育てひろばは0〜3歳を中心とした乳幼児と保護者を対象に、親子での遊び、保護者同士の交流、育児相談、子育て情報の提供などを行う場所とされています。[5]
たとえば、家で子どもと遊んでいるとき。
「この遊び、ほかの子も好きなのかな」
「同じくらいの年齢の子と、どこで遊べるんだろう」
そんな小さな疑問を、ほかの保護者や職員と話せることがあります。
おもちゃのある部屋だと思っていた場所が、実は子育ての情報が集まる場所でもある。
この違いは、意外と大きいものです。
児童館以外にも、子育てひろばがある
さらに調べると、子育てひろばは児童館の中だけではありませんでした。
東大和市は、児童館6か所のほか、保育施設などで実施する子育てひろばを4か所案内しています。[5]
保育園というと、子どもを預けている家庭だけが関係する施設のようにも感じます。
でも、地域向けの子育てひろばは、保育園に通っていない親子も利用を検討できる仕組みです。
ここで重要なのは、施設ごとに利用方法が違うこと。たとえば「ぽけっと」はオープンデーが事前予約制です。
清原3-1
月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜15:00
オープンデーは事前予約制
TEL:042-565-3450
蔵敷3-691-2
月・水・金曜 10:00〜11:50、13:00〜16:00
木曜 10:00〜11:50
TEL:042-563-3990
桜が丘4-29-18
月〜金曜 8:30〜11:30、14:00〜16:00
TEL:042-566-8670
立野3-1255-3
月〜金曜 9:30〜16:30
TEL:042-569-8376
上記は2026年10月7日更新の東大和市公式案内に基づくオープンデー情報です。相談時間、予約方法、対象年齢、休園日、行事による変更は各施設へご確認ください。[5]
同じ「子育てひろば」でも、朝から利用できるところ、午後も開いているところ、予約が必要なところがあります。
朝のお散歩の延長で寄るのか、お昼寝のあとに遊びに行くのか。
子どもの生活リズムに合わせて候補を選べるのが、複数の施設を知っておくメリットです。
無料の遊び場は、なぜ6か所も必要なのか

ここまで見てくると、少し別の疑問が生まれます。
東大和市には、どうして児童館が6か所もあるのでしょう。
各施設が設置された詳しい経緯を、この数字だけで説明することはできません。
ただ、市の条例を見ると、児童館の役割が分かります。
児童館は、子どもに健全な遊びを提供し、健康を増進したり、心を豊かにしたりするために設けられた施設です。図書の閲覧、スポーツ、レクリエーションなども事業として定められています。[6]
つまり、市販のおもちゃを置いた無料の遊び場、というだけではありません。
地域の子どもが活動し、人と関わる場所として設けられているのです。
そして6か所の施設を比べると、遊べる内容にも違いがあります。
東大和市内の児童館6か所
桜が丘3-44-13
玉川上水駅から徒歩約7分
体を動かすプレイルームやキッズルームなど
施設案内 →
南街5-32
南街市民センター内
プレイルーム、図書室、乳幼児向けスペースなど
施設案内 →
向原3-10
向原市民センター内
東大和市駅から徒歩約15分
施設案内 →
上北台2-865-9
上北台駅から徒歩約10分
卓球台や幼児室、図書室など
施設案内 →
奈良橋4-600
奈良橋市民センター内
バス停「奈良橋」から徒歩約2分
施設案内 →
清原2-1 北17号棟1階
バス停「団地北」から徒歩約3分
施設案内 →
たとえば、なんがい児童館には図書室やプレイルームがあり、かみきただい児童館では卓球台や乳幼児専用の幼児室が案内されています。[7][8]
近い場所を選ぶのもよし。やってみたい遊びで選ぶのもよし。
6か所という数字は、単に施設が多いというだけでなく、子どもが過ごす場所を選ぶための手掛かりになります。
児童館なら、学校帰りにそのまま行ける?
児童館が便利そうだと分かると、次に考えたくなるのが放課後です。
学校が終わったあと、子どもがそのまま児童館へ行けたら便利そうです。
でも、ここには大切な区別があります。
児童館の通常利用と、学校から直接行く「ランドセル来館」は別の仕組みなのです。
通常の児童館利用では、学校がある日は一度家に帰ってから来館するよう案内されています。[1]
一方、東大和市には「ランドセル来館事業」があります。
これは、保護者が仕事などで昼間に子どもを見守れない場合に、児童館を放課後の居場所として利用するための事業です。
2026年度の案内では、利用料は無料。事前申請などの条件があり、学童保育所のような育成支援やおやつの提供はないことも明記されています。[9]
ここが大事です。
「無料で遊べる施設」と「放課後に子どもを預ける仕組み」は、同じではありません。
通常の児童館は、子どもが自由に遊ぶ場所。ランドセル来館は、条件を満たした家庭のための別制度です。
ランドセル来館を利用したい場合は、対象学年、申請方法、利用時間、登録先を市の年度別案内で確認してください。
学童保育所と同じサービスが受けられるわけではないため、子どもの状況に合うかも大切な判断材料です。
雨の日に困らないための、施設の使い分け

ここまでの情報をまとめると、東大和市でお金をかけずに子どもと過ごすコツが見えてきます。
施設名を一つだけ覚えるのではなく、その日の目的に合わせて候補を持っておくことです。
| こんな日 | 候補にしたい場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 雨で外遊びができない | 児童館 | 室内でおもちゃやゲームなどを使って遊べる |
| 赤ちゃんと少し外出したい | 子育てひろば | 乳幼児親子向けの環境や交流の機会がある |
| 静かに過ごしたい | 図書館 | 絵本や本を親子で楽しめる |
| 同年代の親子と交流したい | 子育てひろばの親子行事 | 親子で参加できる企画や相談機会がある |
| 小学生が放課後に遊びたい | 児童館 | 帰宅後の遊び場として利用できる |
特に乳幼児とのお出かけでは、朝から出かけたい日と、午後に少しだけ遊びたい日があります。
子育てひろばの実施時間は施設ごとに異なるため、その日の生活リズムに合う場所を探すのがおすすめです。
お弁当を持っていけば、一日遊べる?
ここでもう一つ、気になる情報があります。
東大和市の児童館では、正午から午後1時まで「お弁当タイム」が設けられています。[1]
それなら、お昼を挟んで遊ぶこともできそうです。
ただし、自由に飲食してよいわけではありません。
市の案内では、午後0時40分までの入館、弁当・飲み物の持参、ごみの持ち帰りなどのルールが示されています。お菓子やデザート類には制限があり、午後1時までは通常の遊びもできません。
「お弁当タイム」は食事のための時間。遊びながら食べる場所ではないのです。
施設ごとに詳しいルールを確認しておくと、無理のない計画が立てやすくなります。
初めて利用する前に、知っておきたいこと
無料で遊べると聞くと、何も準備せずに行けそうな気もします。
でも、東大和市の児童館では、初めて利用するときに「児童館利用登録届」の提出をお願いしています。[1]
また、市の条例では利用者の範囲が定められています。市内在住・在勤・在学などの条件や、特に必要と認められる場合の規定があるため、市外から利用する場合は事前に確認するのが確実です。[6]
そのほか、出かける前には次の点も確認しておきましょう。
- 利用対象:子どもの年齢、市内在住・在学等の条件を確認する。
- 登録・予約:児童館は初回登録、子育てひろばは施設ごとの利用方法を確認する。
- 休館日:児童館は原則日曜・祝日休館。清掃日や行事による変更もある。
- 持ち物:ハンカチ、飲み物、必要に応じた着替えやおむつなどを用意する。
- 昼食:館内での飲食ルールは事前に確認する。
- 交通手段:児童館は一般利用者向け駐車場がない施設もあるため、公共交通機関や徒歩でのアクセスを確認する。
施設を利用するお金がかからなくても、交通費や昼食代が必要になる場合はあります。
だからこそ、まずは自宅の近くで利用できる施設を知っておくことが、家計にも時間にもやさしい選択につながります。
東大和市の子ども家庭センターでは、市内在住の18歳未満の子どもと保護者を対象に、育児や親子関係などの相談を受け付けています。
相談は無料。開所時間は月〜金曜日の8:30〜17:00で、事前に電話などで予約することが勧められています。遊び場とは別に、相談先として覚えておきたい窓口です。[10]
電話:042-565-3651
子どもと家庭に関する相談(市公式) →
子どもとのお出かけは、お金を使うことだけではない
最初は、子どもをどこへ連れていこうか、という話でした。
公園では遊べない日。家では少し退屈してしまう日。
そんな日の選択肢は、お金を払って入る施設だけではありません。
東大和市には、児童館が6か所あり、そのすべてで子育てひろばが実施されています。保育施設にも親子向けの場所があり、図書館では本を楽しめます。
そして、玉川上水駅の近くでは、児童館と図書館が同じ市民センターに入っていました。
児童館は単なる遊び場ではなく、子どもの成長に合わせて使える地域の場所。子育てひろばは、親子で遊ぶだけでなく、人や情報とつながれる場所でもあります。
街にある公共施設は、知っているだけで、毎日の選択肢を増やしてくれる。
いつもの道にある市民センターや児童館の看板も、今度は少し違って見えるかもしれません。
参考資料・出典
本記事は2026年10月26日に確認した東大和市の公開情報を中心に作成しました。利用時間や予約条件などは変更される場合があるため、お出かけ前に最新の公式案内をご確認ください。
-
東大和市「児童館ってどんなところ?」
対象年齢、利用時間、登録、昼食、利用上の注意。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/jidokan/1003306/1003307.html -
東大和市「東大和市立児童館の子育てひろば」
市内6か所の子育てひろばの機能。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/jidokan/1003312/1003315.html -
東大和市「さくらがおか児童館の施設紹介」
プレイルーム、キッズルーム、遊具など。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/jidokan/1003337/1003338.html -
東大和市「桜が丘図書館 施設案内」
所在地、開館時間、休館日、交通案内。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/shisei/shiyakusho/shisetsu/library/1006841.html -
東大和市「子育てひろば」
2026年10月7日更新。市内4施設の所在地、オープンデー、相談時間。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/kosodate/1003174/1003183.html -
東大和市「東大和市立児童館条例」
児童館の目的、事業、利用者の範囲、施設一覧。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/reiki/reiki_honbun/g144RG00000397.html -
東大和市「なんがい児童館の施設紹介」
プレイルーム、図書室、子育てひろばなど。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/jidokan/1003333/1003334.html -
東大和市「かみきただい児童館の施設紹介」
卓球台、幼児室、図書室など。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/jidokan/1003329/1003330.html -
東大和市「令和8年度 東大和市立児童館ランドセル来館事業利用案内」
事業の目的、無料利用、利用条件、学童保育所との違い。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/902/2026ranriyouannai.pdf -
東大和市「子どもと家庭に関する相談」
無料相談の対象者、窓口、受付時間。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/kosodate/1003229/1003233.html
情報確認日:2026年10月26日
編集:ekirip(エキリプ)