クロスケの家は完全予約制|料金・見学時間・小手指駅からのアクセス
所沢市三ケ島にある「クロスケの家」は、映画『となりのトトロ』の世界を再現したテーマパークではなく、市民の力で狭山丘陵の森を守る「トトロのふるさと基金」の活動拠点です。母屋・蔵・茶工場が国の登録有形文化財になっている古民家で、見学は火・水・土曜日の完全予約制。入場料は小学生以上500円、狭山ヶ丘駅からではなく、小手指駅南口からバスで向かうルートが公式に案内されています。
3秒で分かる、クロスケの家
通常見学は各回先着40人。予約完了後に、入場用QRコードへのリンクが記載された確認メールが送信されます。当日ふらりと立ち寄る方式ではありません。
点数ではなく、この場所の特徴を6方向の感覚で表しています。
行きやすさ
小手指駅から路線バスと徒歩でアクセスする
子連れ向き
古民家のため段差や移動条件を事前確認したい
雨の日対応
完全予約制で各回の定員が設定されている
滞在しやすさ
登録有形文化財と里山保全活動を一緒に学べる
体験の充実
専用駐車場がなく公共交通利用が推奨される
便利設備
先着制のため希望日が埋まる可能性がある
クロスケの家の営業時間・料金・予約方法
| 施設名 | クロスケの家 |
|---|---|
| 運営 | 公益財団法人 トトロのふるさと基金 |
| 所在地 | 埼玉県所沢市三ケ島3丁目1169-1 |
| 一般公開日 | 火曜日・水曜日・土曜日 祝日・お盆・年末年始、臨時休館日を除く |
| 見学時間 | 午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:00~15:00 |
| 最終受付 | 午前11:30/午後14:30 |
| 入場料 | 小学生以上1人500円(税込) 障害者手帳を持つ人は受付で提示すると無料 |
| 支払い方法 | 現金のみ。入場料・グッズ購入ともキャッシュレス決済は案内されていません。 |
| 予約 | 必須。通常見学は各回先着40人 |
| 特別開館 | 月1回程度。ガイド付きで約1時間30分、参加費は小学生以上1人1,000円、先着15人 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし。公共交通機関の利用を推奨 |
| 空調・自販機 | エアコン・自動販売機なし |
| 写真撮影 | 撮影可能。ただし敷地内で撮影した写真の商用利用は不可 |
| ペット | 屋外のみ。補助犬を除き、ケージ使用時も建物内へは入れません。 |
古民家の外観だけを見たい場合や、グッズだけを買いたい場合も敷地への入場予約が必要です。公式サイトの見学申込カレンダーで希望日と時間帯を選び、確認メール内の入場用QRコードを準備して向かいましょう。
クロスケの家では何が見られる?
里山の暮らしを残す母屋
長い時間を重ねた柱や建具、土間など、昔の農家屋敷らしい空間を見られます。映画セットではなく、本物の古民家を保存・活用している場所です。
母屋とともに残された蔵
母屋・茶工場とともに国の登録有形文化財となった建物です。敷地全体から、狭山丘陵周辺にあった暮らしと生業を感じられます。
狭山茶の文化を伝える茶工場
茶の生産が身近だった地域の歴史を残す建物です。「トトロ」だけでなく、狭山丘陵の生活文化を見る視点が加わります。
建物の状態や安全管理のため、立ち入りが制限される場所があります。展示施設のように館内を一方向に歩くだけではなく、保存活動の場を見学させてもらう意識で訪れると、この場所の意味が分かりやすくなります。
そもそも「クロスケの家」とは?
クロスケの家は、「となりのトトロ」の公式テーマ施設やスタジオジブリの運営施設ではありません。狭山丘陵の自然を守るナショナル・トラスト団体、トトロのふるさと基金が、森を守る活動拠点として管理している古民家です。
トトロのふるさと基金は1990年から市民の寄付を募り、狭山丘陵と周辺の森を少しずつ取得してきました。守られた森は「トトロの森」と名付けられ、2026年6月時点で67カ所に広がっています。
つまり、ここで出会えるのは作品の舞台装置だけではなく、「トトロがいそうな風景を、市民の手で未来へ残す」という現実の活動です。
なぜ「クロスケの家」という名前になった?
公式案内によると、この古民家は2007年6月に「クロスケの家」という愛称が決まり、庭木の整理や壊れた建物の補修を経て、同年11月に会員へお披露目されました。2011年4月から一般公開が始まり、2013年6月には母屋・蔵・茶工場が国の登録有形文化財に登録されています。
「クロスケ」という響きから思い浮かぶのは、作品に登場する小さく黒い不思議な存在。古い家の暗がり、太い梁、庭の木陰を歩いていると、姿が見えなくても何かが潜んでいそうな感覚が生まれます。その想像力と、古民家を守る活動が重なる名前です。
PRICE GUIDE通常見学と特別開館の違い
| 種類 | 料金 | 定員 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 通常見学 | 小学生以上500円 | 各回先着40人 | 予約した午前または午後の時間帯に古民家を見学 |
| 特別開館 | 小学生以上1,000円 | 先着15人 | スタッフのガイドで見どころや森を守る活動を学ぶ約1時間30分のプログラム |
建物を自分のペースで見たい人は通常見学、建物の背景やトトロの森の保全活動まで詳しく知りたい人は特別開館が向いています。特別開館は月1回程度の日時限定開催なので、通常枠とは別に予約カレンダーを確認してください。
[ekirip-chart type=“bar” title=“通常見学と特別開館の参加費比較” description=“小学生以上1人あたりの公式料金” labels=“通常見学|特別開館” values=“500|1000” unit=“円” source=“トトロのふるさと基金 クロスケの家公式ページ” source_url=“https://www.totoro.or.jp/kurosuke/” note=“特別開館はガイド付きで約1時間30分。どちらも事前予約と現金払いが必要です。”] ACCESS GUIDE狭山ヶ丘駅から歩く?公式推奨は小手指駅からバス
「狭山ヶ丘」という地域名から狭山ヶ丘駅を目指したくなりますが、クロスケの家の住所は所沢市三ケ島。公式アクセスは、西武池袋線の小手指駅南口から西武バスを利用するルートです。
改札を出たら南口側のバス乗り場へ進みます。
乗車前に、行き先と「大日堂」停車を確認してください。
小手指駅からのバス移動は時刻や道路状況で変わります。余裕を持った便を選びましょう。
住宅や畑のある地域を歩きます。観光施設の大きな看板だけを目印にせず、公式周辺案内図を開いておくと安心です。
バスの待ち時間や道路状況に加え、初めての道では入口を探す時間も必要です。特別開館は午前10時までの来場が案内されているため、ぎりぎりの到着計画は避けましょう。
車で行ってもいい?
専用駐車場はありません。近隣のコインパーキングも台数が限られ、特に土曜日は満車になりやすいと公式サイトで注意されています。路上駐車や周辺店舗への無断駐車は禁止されているため、小手指駅からのバス利用が基本です。
BEFORE YOU GO夏・冬の服装と持ち物
クロスケの家にはエアコンと自動販売機がありません。夏は古民家の見学だから涼しいと決めつけず、飲み物を事前に用意し、体調に合わせて休憩できる予定を組んでください。公式サイトでは夏の虫よけ、冬の防寒着も案内されています。
雨の日でも見学できる?
建物内の見学はできますが、バス停から屋外を歩くため傘や滑りにくい靴が必要です。台風や大雨など安全上の問題がある場合は臨時閉館することがあり、2026年6月27日にも台風接近を理由とした閉館が発表されました。悪天候時は当日の公式サイトと公式SNSを確認してください。
SOCIAL VOICESSNSと動画で分かるクロスケの家の空気
個人の感想を大量に並べるというより、トトロのふるさと基金の公式発信から、建物が「見学施設」であると同時に、森を守る活動の現場であることが見えてきます。
FAMILY GUIDE子連れでも行ける?ベビーカーや段差は確認を
小学生以上の入場料が設定されており、公式SNSでも子ども向け活動が紹介されているため、親子で里山文化に触れる目的と相性のよい場所です。ただし、古民家は新しいレジャー施設とは異なり、段差や狭い場所、昔ながらの建物構造があります。
ベビーカーや車いすで利用したい場合は、予約前に見学できる範囲や介助条件をトトロのふるさと基金へ確認しておくと安心です。建物を傷つけないことや、ほかの見学者と譲り合うことも大切になります。
子どもへ先に伝えておきたいこと
行ったらいくらかかる?見学料金の目安
交通費は出発駅やバス運賃で変わるため、ここではクロスケの家で支払う入場料だけを整理します。グッズを購入する場合は、別に現金を用意してください。
クロスケの家を中心にした半日モデルコース
飲み物や必要な現金を駅周辺で準備します。
予約時間に遅れないよう、一本余裕のある便を選びます。
古民家の建物だけでなく、狭山丘陵を守る活動にも目を向けてみましょう。
バスの本数を確認し、駅周辺で昼食を取る流れが組みやすいです。
写真だけでは伝わりにくい、クロスケの家の魅力
公式ページや地域メディアの写真を見ると、クロスケの家はキャラクター装飾が並ぶ派手な施設というより、庭木と古い建物が静かに残る農家屋敷です。大きなアトラクションを次々に回る場所ではなく、柱の色、縁側の光、茶工場が残る理由をゆっくり眺める場所と考えると、現地とのイメージ差が少なくなります。
そして見学料の500円は、単なる入館チケットではありません。森を守る活動や古民家の維持管理へ充てられます。見学すること自体が、狭山丘陵の風景を残す小さな支援につながっています。
GOOD FORクロスケの家はこんな人におすすめ
クロスケの家を575にしてみた
森を守る手に
風わたる
狭山ヶ丘と小手指、クロスケの家との街のつながり
クロスケの家は「狭山丘陵」の西側に近い所沢市三ケ島にあります。「狭山」という言葉が付いていても、所在地は狭山市ではなく所沢市です。また、鉄道での起点として公式に案内されているのは狭山ヶ丘駅ではなく小手指駅です。
小手指駅南口の市街地からバスに乗り、三ケ島へ向かうにつれて、住宅の間に畑や屋敷林が見える地域へ移っていきます。駅前だけでは分からない「所沢の里山側」を体感できる移動です。
狭山ヶ丘駅周辺の街歩きと組み合わせることもできますが、徒歩移動だけで軽く回る距離感ではありません。クロスケの家を主目的にする日は小手指駅からバス、狭山ヶ丘駅周辺を楽しむ日は別の街歩きとして分けるほうが動きやすいでしょう。
MORE ON EKIRIP周辺と所沢の関連記事
- 北野公園市民プール2026|小手指駅からのアクセス・料金・子連れ情報
- 小手指町夏まつり2026|日程・時間・屋台・アクセス
- 西武園ゆうえんち「わんぱく共和国」|料金・アクセス・子連れ情報
- 稲荷山公園駅から楽しむ親子の昆虫観察・自然遊びガイド
- 東村山・北山公園と狭山丘陵を歩く菖蒲まつりガイド
行く前に知っておきたい7つのこと
クロスケの家のよくある質問
古民家の向こうに、守られている森が見えてくる
クロスケの家を訪れる前は、等身大のトトロや古民家の写真が一番気になるかもしれません。けれど、建物が残されてきた年月や、入場料が森の保全へ使われることを知ると、帰るころには見える景色が少し変わります。
狭山丘陵の緑は、昔から何となく残っているわけではありません。土地を買い取り、建物を補修し、手入れを続ける人たちがいるから残されています。小手指駅からバスに乗り、静かな三ケ島の道を歩く時間も含めて、街の中に残された里山を感じる小さな旅です。
行きたい日が決まったら、まず予約カレンダーを確認し、現金・QRコード・バス時刻表を準備してください。大きなテーマパークとは違う、静かで奥行きのある「トトロのふるさと」が待っています。
REFERENCES